養豚場へ行ってきました　〜豚さんから学んだ大切な気づき〜

👍「うちの子」が未来社会の宝になる

　小学生である今から行うキャリア教育！

ミラコラで「現実をよく観る力」と「未来をつくる力」を育もう！

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世界中の人が優しくなる絵本プロジェクト

　〜豚さんから学んだ大切な気づき〜

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先日、ミラコラキッズたちと

養豚場を見学させていただく機会をいただきました

 

某製薬会社さんとのコラボによる

絵本プロジェクトの一環です

 

 

写真だけを見ると

「かわいいなあ」という一面も感じられるかもしれませんが

 

私が感じた感情は

「壮絶さ」と「葛藤」

でした

 

 

 

まずもってですが、

臭いは相当です。

 

でも、それは時間がたてば慣れてくる

 

それよりも衝撃的だったのが

 

２５０kgの豚を別の部屋に移動させるのですが

豚が嫌がって動かないんです

大人が２〜３人でなんとか動かそうとするも

ものすごい雄叫びをあげて抵抗する豚

大の大人が吹き飛ばされるのです

 

子どもたちは驚きのあまり固まって動けない・・・

私も正直「怖い」という感情を隠せない

 

それでも養豚場のみなさんは働き続けるわけです

元気のいい子豚たち

一見可愛く見えますが、

元気すぎて転がりまくり、

糞尿にまみれる姿はとても複雑な感情が湧いてきます

 

そういった、糞尿の掃除なども

もちろんスタッフの皆さんのお仕事なのです

 

種付けのための雄の豚が数匹いるのですが

「名前とかあったりするんですか？」

とキッズたちが質問すると

 

名前なんてつけたら、

情がわいてしまって

仕事にならないんです。

だから、心を押し殺して

番号で呼ぶようにしています

 

このお言葉を聞いて

私は、全てを察したのでした。

 

これはキレイごとではない

みなさん、必死で命をかけて仕事、そして経営をされている

 

このようなみなさんがいるから

私たちは美味しく豚を食べることができている

 

感謝なんて軽い言葉ではない

どんな言葉が良いのかわかりませんが

大きな敬意があふれてきます

 

 

 

お母さん豚は種付けが終わると

１１４日間ずっと同じ場所で過ごします

この狭いゲージの中でです。

餌も毎日同じ味、同じ量

 

キッズたちは思わずこうつぶやきます

 

か、かわいそう・・・

 

出産時期になると

別の部屋に移動します。

１回で約２０匹の赤ちゃんが生まれます

みんなでお乳をのむ姿は

理屈抜きでかわいい

 

でも幸せな瞬間はすぐにおわり

次の種付けのために

赤ちゃんとはお別れです。

 

そしてまた種付けをして

１１４日間の生活にもどるわけです。

 

お母さん豚は

一生のうちにこれを７回繰り返し

その後、自分もお肉になるために

出荷されます

 

 

本当にね

 

かわいそう

 

なんて言っていたら

養豚場の経営なりたちませんよね

 

そりゃ、豚さんを散歩つれていったり

美味しい餌をあげたりしたいでしょう

 

そんなことをしていたら

養豚場つぶれてしまいます

 

 

豚を育てる人たちは

こうした大きな葛藤をかかえながら

お仕事をしてくれている

 

そんななか、

ある動物好きのスタッフさんは

豚さんが病気で亡くなるたびに

そっとお花をそえるんだとか

 

このエピソードをきけたのは

葛藤を超えるための希望と光になります

 

豚さんが亡くなるたびに

お葬式をすることはできませんが

１年に１回

全ての豚のいのちを弔う

供養祭をされているそうです

 

製薬会社の方たちは

少しでも豚の苦しみをなくすために

「痛くないお薬」を開発するために

何十年も費やしたそうです

 

仕方ないからそのままでいいや

 

じゃなく

 

葛藤しながらも

いつか、なんとかして

豚も幸せ、人間も幸せ、社会も幸せ

に近づけるよう

みなさん必死で考えて行動をおこしている

 

 

 

今の私たちにできることは？

 

大したことはできないのかもしれないけど

 

 

まずは

 

豚さん、そして豚を育ててくれた方に

感謝をして「いただきます」をすること

 

そして、

豚さんの分まで

一生懸命生きて世の中のお役に立つこと

 

そして、将来

この葛藤を超えられるような大人になって

パブリックイノベーションを起こすぞ！

 

キッズたちはこのように決意をしたのでした。

 

 

 

 

最近では

職業体験などが人気になってきてますが

もっとこういった様々な葛藤の体験、

そしてそれをどう乗り越えるのか？

という体験を、

たくさんのこどもたちに経験してもらいたいなあ

と感じた１日でした。

 

そして、それを追求し続けるているのが

ミラコラキャリア塾であり

夢の家フェスティバルが目指すところでもあります

 

 

 

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