【家庭で実践！ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.６８】ミラコラの卒業生をご紹介します！

小学生である今から行うキャリア教育！
ミラコラで「現実をよく観る力」と「未来をつくる力」を育もう！

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【家庭で実践！ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.６８】

　　　　　ミラコラの卒業生をご紹介します！

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

みなさんこんにちは

ミラコラ山田です

 

今回は、「ミラコラ卒業生のその後」を

お伝えしたいと思います

（いつもよりも長文になってしまいましたが）

 

中学２年生までミラコラを続け

ミラコラを卒業をしたRくんです

現在、高校２年生

 

R君は、ミラコラ創生期（田んぼでポン菓子プロジェクト）の頃から

ミラコラに参加してくれていました

いわゆるミラコラジェネシス世代（笑）

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺、保育園の頃いじめられていたんだよね。

だからさあ、いじめのない社会をつくりたくて

将来そんな保育園をつくりたくて

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と、当時小５だったRくんが熱く語ってくれたのを今でも覚えています

 

そのRくんの「こころざし」から

里山♡こども保育園プロジェクトが始まったのです

https://miracolla.jp/projectblog/project/preschool/

そんな高いこころざしを持っていましたが

入会当初はこんな感じのRくんでした（笑）

・嫌なことがあると不貞腐れて機嫌を損なう

・みんなの前で思いっきり兄弟けんか

・ミラコラ日誌は毎日続けられない

・すぐに言い訳を言う

・やると言ったことをそのまま放置してしまう

　※Rくん、ごめんね。あえてよ！あえてだからね。
　　最後に思いっきり持ち上げるために書いてるからね＾＾

 

表面的だけを見ると、短所が目立ってしまうのですが

ところが、よ〜く観察をすると

そんな短所を上回る素晴らしい長所を持っていたんです。

 

・幼稚園児たちから絶大な人気をほこる！
（なぜか、小さい子がRくんには心を許すんですよね）

・自分の意見を臆することなく素直に言える

・あれ？これって実はおかしくない？という問題意識力が高い

・自分の過ちは素直に受け入れる
（わからないことは「わからない」と言える）

・文章の構成力が素晴らしい

・ビデオカメラを向けても物怖じすることなく喋ることができる
（これも構成力かな）

 

Rくんは、中２までミラコラを続けてくれて

里山♡こども保育園も

次世代キッズに引き継いで

ミラコラを卒業？円満退社（笑）？

したのでした

 

そんな高校２年生のRくんがこの度

ミラコラでアルバイトをしてくれることになりまして

 

お仕事内容は

ワンデー授業のアシスタント

 

なぜ、

アルバイトを引き受けてくれたかと言いますと

 

現在、学童保育でアルバイトをしていたそうなのですが

その「学童」の仕組みに色々な問題意識を感じたらしく

 

学童の仕組みを変えたい！もっとよくしたい！

 

という気持ちが湧いてきたらしいのです

 

しかし、

今の学童を否定し、無理やり変えようするのも違うなあと。

だったら、自分で新しい学童を作った方が良いのでは？

と考えるようになって

 

新たな学童の仕組みをつくりたい！

 

という新たな「こころざし」が芽生えたのでした

 

おー！ちゃんとミラコラマインドが育ってるじゃん！

ABCZ 思考使ってるじゃん！

 

そうなると

ミラコラのアルバイトをするのはメリットしかない！

 

メリット①
ミラコラ現役時代に知り合った経営者さんにも協力してもらえるかもしれない

メリット②
ミラコラの学びをもう一度、自分自身が学ぶことでさらなる成長を遂げたい

メリット③
なんならミラコラとコラボして「新たな学童」を作れるかもしれない

 

そう考えたRくんは

ミラコラのアルバイトを快く引き受けてくれたのでした

 

ミラコラのアルバイトは

実はなかなかハードルが高く

単にアシスタントをするだけではなく

ーーーーーーーーーーーーーー

・ミラコラ日誌を毎日書く

・ワンデー授業ではキッズのお世話をしながらも

自らも共に学び、キッズたちと対等の立場で

評論ではなく自分ごととして発言する

・キッズたちにこころざし高き背中を見せる

ーーーーーーーーーーーーーー

こんなことが求められるのです

 

ミラコラ現役当初を知っている私としては

大丈夫かなあ？

とちょっとだけ心配をしていたのですが

そんな心配は全くもって無駄な心配だったのです

 

 

毎日ミラコラ日誌を書いて投稿してるじゃん！

 

ミラコラ日誌を忘れたとしても
どうしたら続けられるか、改善策を考えて行動を起こしてるじゃん！

 

何よりも先日のワンデー授業の時に
「１ヶ月の受取直し」を発表してくれた時に
こんな発言をしてくれたんです

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今、学童のバイトをしているんだけど

ミラコラを日誌に

「学童の子の観察して気づいたこと」

を書くようにしたんです。

毎日観察すると色々なことに気づけて

すごく面白いようになった。

その子の本質を見られるようになった

これもミラコラ日誌のおかげだと思う

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

この発言には

思わず現役キッズたちも拍手が湧き起こりました

 

いやー、

これは嬉しかったですねー

 

ミラコラアドバイザーの荒木さんも

満面の笑みでRくんを包み込んでました

 

 

ミラコラの学びは

学校を卒業してからが本番！

過去のミラコラ活動による学びは

当時は形として出なかったとしても

お腹の中にしっかりと「種」としてたまっていて

卒業後に何かのきっかけで

「芽ぶき」「花がひらく」

 

と、ずっと思っていたですが

 

その事例となる物語が１つ生み出されたのが

本当に嬉しかったわけです。

 

もちろんRくんの物語はこれからが本番なんですけどね！

Rくんと一緒に

新たな世界史を作って行きたい！

 

 

ミラコラはね

卒業したらさようならではありません

卒業生はみんな「仲間」であり「同志」なんです。

 

もっともっと

誰しもが「パブリックイノベーター」として

道を歩める社会を目指して！

 

 

______________________________________________________________

vol.５９　あるキッズの心の叫び

vol.６０　「勝ち負け」について考える。本当の勝負って？

vol.６１　この子は要注意ですので気をつけてください？？？

vol.６２　「口数が少ない子」ほど大切なことに気づいている

vol.６３　「守ってあげる」というエゴイズム

vol.６４　見えない制約へのとらわれ

vol.６５　なぜ真面目に働いているのに出世できないのか？

vol.６６　これからの時代に「本当に必要な力」って？

vol.６７　つながりって大切　〜「もらう生き方」から「あたえる生き方」へ

vol.６８　ミラコラの卒業生をご紹介します！

 

 

ミラコラ パートナー募集中〜

 

ミラコラ キャリア塾

全国の各拠点にて毎月無料体験やってます