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202142

【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.63】「守ってあげる」というエゴイズム

小学生である今から行うキャリア教育!
ミラコラで「現実をよく観る力」と「未来をつくる力」を育もう!

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【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.63

   「守ってあげる」というエゴイズム

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みなさま、いつもありがとうございます。

ミラコラ山田です。

 

ミラコラを始めた頃からずっと感じてきたことがあります。

 

今を守る。自分を守る。

自分たちを守る。自分たちだけを守る。

 

「守る」に意識がいきすぎて

「立場」にとらわれ、他者との比較にとらわれ

本来の目的を見失っていやしないだろうか?

 

本来私たちには
「みんなの幸せが私の幸せ」を実現するために
無限の可能性を持って生まれてきたはずなのに、
「自分を守る」「他者評価」にとらわれすぎて
自分の可能性を自ら閉ざしていないだろうか?

 

そんなことを感じてきました。

 

あ、誤解していただきたくないのは

「守る」ことがダメだと言っているわけではありませんので

「守る」が行き過ぎて
もっと大切なことを見失っていないか?

という問いです

 

以前の私は
現在の社会に馴染めず
ドロップアウトしてしまった人たちを
なんとか「守ってあげたい」と思っていました。

 

しかし、恩師からこんな言葉をいただいたのです

 

その守ってやろうという考え方が
上から目線であり傲慢の最たるものではないか?

 

よくよく考えてみるとまったく持ってその通りでした。

ドロップアウトした人が社会に合わなかったのではなく
今の社会こそが時代遅れであると考えると・・・

ドロップアウトしたと感じたのは自分の思い込みであって
実は、社会構造の違和感に
誰よりも敏感に感じることができた「より進化人」だったと考えると・・・

 

全ての景色が逆転して見えてくるのでした。

 

社会の違和感に鈍感で何の問題意識も芽生えず、
違和感に対して無自覚に生き延びてきた私よりも
「後から生まれてきた子どもたち」の方が
遺伝子的には間違いなく進化種です。

 

子どもたちは親が守るもの、大人が教育するもの

 

という考え方は実は傲慢な考え方かもしれず
私たち大人が、進化種である子どもたちの大いなる可能性を
逆に閉ざしているとも言えます。

 

実は本当に学ばせてもらうべきは私たち大人の方かもしれません。

 

地球を守ろう、森を守ろうという考え方も同じで、

実は、助けていただき、
学ばせていただくのは私たち人間の方かもしれないのです。

 

上から下のピラミッド構造がこの社会の絶対だと思い込んでいたことが

実は180度真逆の逆ピラミッド構造だった

 

と思うと・・・

 

自分の行動を改めると同時に
逆に大いなる可能性と希望を感じたのでした。

 

 

だからこそ!

「ために」ではなく「ともに」

 

という考え方に行き着いたのです

 

子どものために

から

子どもとともに!
私たちもどこまでも学び続け、行動し続けること!

 

ミラコラで大切にしている一つです

 

 

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