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2025623

【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.223】「とざす生き方」と「ひらく生き方」

 小学生からはじめる

   「未来の生き方」を探究するキャリア塾

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【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.223

  「とざす生き方」と「ひらく生き方」

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みなさん、こんにちは☀️

ミラコラ山田です

 

「さかなクン」がこんなことをおっしゃっていました

 

魚は広い海ならお互い助け合うのに

狭い水槽に入れて育てるとイジメが発生するんです

 

なるほど

 

まさに、

「とざされた水槽」と「ひらかれた海」

魚の生き方も変わってくるのかもしれません

 

ミラコラではこの

「とざす」「ひらく」

という考え方をとても大切にしています

 

今日は、そのエピソードをご紹介します

 

 

とざす生き方?ひらく生き方?

 

ミラコラでは

「とざす」「ひらく」を

アルファベットの「A:とざす」「W:ひらく」

で表現をしています

 

 

「A:とざす」生き方

 

アルファベットのA  自分が頂点に立っています

「言うとおりにしろ」「言われたことだけをしておけ」「私がぜんぶ答えを教えてあげる」などコップをかぶせるようにみんなを「可能性」を閉ざしていきます。全部自分でやってしまうことも、相手の「可能性」を閉ざしてしまいます

相手だけでなく、自分を閉ざすこともあります

「どうせ無理」「自分にはできない」「これやりたくない」などの自己卑下や、「相手のせい」「環境のせい」など言い訳を言ったり、相手からの指摘や批判を拒んだりした瞬間に自分の可能性を閉ざしてしまいます

 

これらは、自分の心の中にある

◯ 自分は正しいと正当化したい

◯ 自分の都合を大切にしたい

◯ 今の自分を守りたい

などのエゴイズム(利己の心)からきています

 

 

「W:ひらく」生き方

 

アルファベットのW 自分が一番下にいてみんなを支えています

「みんなでやっていこう!」「一緒に考えよう」「あなたの力を貸して欲しい」など、みんなが活躍する機会を作ることで、みんなの可能性を開いていきます

自分の可能性を開くこともできます

難しいことにチャレンジしたり、「まずはやってみよう」と素直に行動したり、相手からの指摘や非難を受け入れて改善していけば、自分の可能性は開いていきます

 

 

これらは、自分の心の中にある

◯ みんなが本当の意味で幸せであってほしい

◯ みんなが活躍することを願う

◯ 今の自分をもっと成長させたい

などの 公共心、利他心、向上心 からきています

 

 

 

 

私の失敗エピソード

 

過去の話になるのですが

私の失敗エピソードをご紹介します

 

今思うと、とても恥ずかしいお話です

 

とある小学3年生のキッズが

1ヶ月の目標を立てました

 

登下校中に近所の人にあいさつをする

 

おー、素晴らしい目標じゃん!

来月の結果を楽しみにしてるよ〜

 

1ヶ月後、本人に結果を聞いてみると

 

キッズ

毎日あいさつできたよ!

8割くらいの人があいさつを返してくれたよ!

 

おー!頑張ったね〜

あいさつ返してくれたの気持ちよかったでしょ!

素敵な結果聞かせてくれてありがとう!

 

キッズ

でも、2割くらいの人は

あいさつを返してくれなかったんだよなあ

 

 

私は、ここで、

本人をなぐさめてフォローするつもりで

このように伝えてしまったんです

 

 

そーかー

あいさつ返してくれなかったのは悲しいなあ

せっかくあいさつしたんだから返してほしかったよね

◯◯くんは、大人になったら

こどもにあいさつできる大人になりたいねー

 

当時の私はもちろん

良かれと思って

このメッセージを伝えたのですが

実はこのメッセージって

思いっきり相手をとざすメッセージだと気づいたのです

 

そのキッズはこのように答えてくれました

 

キッズ

でも、もしかすると

ぼくのあいさつの声が小さくて

聞こえなかったかもしれないし

もっと笑顔で相手の顔を見てあいさつすれば

あいさつを返してくれるかもしれないから

明日からやってみようと思う

 

 

このキッズの言葉を聞いて

私はものすごく恥ずかしくなりました

このキッズは

思いっきり「ひらく」考え方をしていたのでした

 

逆に、私のメッセージは

思いっきり「とざす」考え方だったことに気づいたのでした

 

 

 

私のメッセージのどこが「とざす」だったのか?

 

◯◯くんは、大人になったら

こどもにあいさつできる大人になりたいねー

 

私が伝えたこの言葉って

暗に「あいさつを返さない大人が悪い」

と言うことを意味しています

 

これは

「相手のせい」

にしてしまうメッセージなのです

 

相手のせいにしてしまった瞬間に

 

キッズのあいさつは悪くない

 

となり

 

キッズの成長を閉ざしてしまいます

 

しかも、

あいさつを返さなかった大人も

何も成長はしないわけです

 

でも、このキッズは

自分に矢印を向けて

「自分にもまだまだ伸びしろがある」

「あいさつのレベルを高める」

ことにチャレンジしたわけです

 

そして、それによって

あいさつを返さなかった大人の人が

「あいさつできる機会」を作ることができたわけです

 

 

もし、もしですよ

 

このキッズが

 

山さんの言う通りだね

あいさつを返さない大人にはなりたくないよね

 

と、私のメッセージに同調していたら・・・

 

大変なミスリードになっていたかもしれません

 

 

大切なことに気づかせていただいた

このキッズには今でも大きな感謝をしています

 

 

 

「良かれと思って」に問いを立て続ける

 

このブログの冒頭の

「水槽の中の魚」のように

 

自然界にいると他の天敵に食べられてしまう

だから「魚を守る」ために水槽に入れてあげよう

 

こんな感じで

こどもたちを守ろうとするあまりに

実は可能性を閉ざしてしまっていた???

 

そんなことって

ありませんでしょうか?

 

「W:ひらく」の中に

もしかすると

「A:とざす」がかくれているかもしれない

 

そう問い続けてみると

 

スッキリする自分なりの答えを見つかるかもしれません

 

ただですね

 

「W:ひらく」が良くて

「A:とざす」がダメ

 

これもまたミスリードだと思ってまして

 

そのお話は

また次回のブログでお話ししたいと思っております

 

 

 

 

 

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<バックナンバー>

vol.214 本当の美しさ 〜新入社員から学んだこと〜

vol.215 一人ひとりに寄り添うこと 〜どこに向かうのか?〜

vol.216 やりたいことが見つからない・・・

vol.217 ミラコラ卒業生が遊びにきてくれたよ

vol.218 オゾン層ってどうなったか知ってる?

vol.219 「志」の落とし穴

vol.220 ”志ある企業”とコラボする理由

vol.221 プロはすごいですね 〜大人の本気が子どもを本気に〜

vol.222 自由への葛藤 〜本当の意味での自由とは〜

vol.223 「とざす生き方」と「ひらく生き方」

 

 

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