【家庭で実践！ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.６０】「勝ち負け」について考える。本当の勝負って？

小学生である今から行うキャリア教育！
ミラコラで「現実をよく観る力」と「未来をつくる力」を育もう！

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【家庭で実践！ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.６０】

　「勝ち負け」について考える。本当の勝負って？

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先日、スポーツのあり方について対話をしていた時に

 

スポーツの目的ってなんだろう？

 

という話をしていました

 

ミラコラのパートナー企業でもある

スポーツブランド「スクアドラ」さんのキャッチコピーに

 

勝つことだけが目的では、勝負に勝てない

 

というのがあります

 

うーん、奥が深いですね！

 

スポーツをしていれば誰しもが「勝ち負け」が気になります

 

ここで考えたいのは

スポーツの目的は「勝つこと」なのか？

ということ

 

 

「柔術」と「柔道」の違い

「剣術」と「剣道」の違い

 

こう考えると

 

「道」が付くだけで

なんとなく「自分を磨く」的な意味を感じませんか？

 

スポーツの目的も本来は「道」なのでしょうね

 

だから、柔道や剣道は

勝っても負けても一喜一憂することはしません

勝っても負けても相手に敬意をはらいます

 

スポーツの本来の目的は

相手に勝つことではなく

自分を磨くこと

自分自身に勝つ（己に勝つ）こと

 

ではないだろうか？

 

一人では「自己を磨く」ことはできない

 

成長するには様々な「壁」が必要

 

柔道や剣道の場合、

自己を磨くための「壁」を相手が演じてくれている

 

だからこそ

自己を磨くための「壁」を演じてくれた相手に対して

ありがとうございます、と感謝を述べる

 

 

相手に勝って「やったー」

相手に負けて「チキショー」

 

ではなく

 

自分を成長させるために相手をしてくれて「ありがとう」

 

ここが大切ではないかと思ったりします

 

受験も同じではないでしょうか？

テストの順位も同じではないでしょうか？

 

以前、受験生を応援するカレンダーを作った時に

キッズが考えた１ページにこんなメッセージがありました

 

 

受験の合否やテストの順位に右往左往するのではなく

順位が上がって「やったー」「自分すごい」

順位が下がって「チキショー」「自分はダメだ」

じゃなくて

 

もちろん実際は

右往左往するなと言ってもしちゃうとは思いますが（汗）

 

もうこれくらいでいいかなって妥協しそうになる自分との戦い

苦しいことに逃げずに立ち向かおうとする自分との戦い

根性論だけでなく効率よく勉強する工夫する力を育むこと

歴史から生き方を学ぶこと

化学や生物から世の中の真理を学ぶこと

教えてもらった友達に感謝する心を育むこと

困っている友達に教えてあげる利他心を育むこと

「何のために受験勉強してるんだったけ？」と本来の目的を考える力を育むこと

 

「受験勉強」という場を通して

人生の勉強をしているんだよ

 

って考えると

１８０度景色が変わって見えませんでしょうか？

 

 

スポーツも受験も

本来の目的は

相手に勝つことではなく

自分を磨くこと

自分自身に勝つ（己に勝つ）こと

 

まずは私たち大人こそ

改めてここをしっかり考えていくことが大切なのではないかと

思っています

 

 

 

 

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vol.５１　人が変わるきっかけ

vol.５２　ほめれば伸びるのか？を考える

vol.５３　否定と批判の違い。いやそれよりも。

vol.５４　ミラコラ３者面談から学ぶ①

vol.５５　授業を受ける態度が悪くて・・・

vol.５６　子どものことが心配すぎて・・・

vol.５７　いいたい事が言える環境って？

vol.５８　発表がゴールではないんです

vol.５９　あるキッズの心の叫び

vol.６０　「勝ち負け」について考える。本当の勝負って？

 

 

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