【家庭で実践！ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.９５】「頑張らない」のは本当にダメなのか？

小学生である今から行うキャリア教育！
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【家庭で実践！ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.９５】

　　　「頑張らない」のは本当にダメなのか？

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みなさん、こんにちは

ミラコラ山田です

 

今日は、ちょっと難しい（答えのない）テーマです。

みなさんと一緒に考える機会にできたらいいなあと思います。

 

先日のワンデー授業から

色々な葛藤がわいてきました

 

【ミラコラ名古屋】１１月ワンデー授業② 子どもたちが考える「評価制度」「理想の上司」って！？

 

 

 

 

どんな評価制度がいいのかは、正直わからない。

頑張る人（成果を出した人）は「評価される＝良い？」

頑張らない人（成果を出してない人）は「評価されない＝悪い？」

頑張った人はお給料が上がるし

頑張らなければお給料は下がる

 

働かざるもの食うべからず

 

これって確かに、世の中の常識ですよね。

 

個人事業の人ならなおさらその通り。

 

 

でも、会社の中に入るとなかなか難しい・・・

 

頑張るってどういうことよ？

本当の意味の成果って何なのよ？

 

誰しも凹凸があるし

得手不得手もあるし

 

たとえば

「障がいを持った人」であれば

凹凸があるし仕方ないよねってサポートしてもらえますよね？

国の制度もあるし。

 

でも、ひょっとして

「頑張れない」こと自体が

凹凸の一つだったとしたら？

 

「頑張れない人」は「悪」である

って言えるのだろうか？

 

「頑張れない人」は本当に「悪」なのか？

評価されなくても良いのだろうか？

 

そんな葛藤がわいてきました

 

２：６：２の法則ってご存知ですか？

これは「蟻（アリ）」の働き方からの研究から見つけた法則だそうです

 

２割のアリ：能動的に頑張る

６割のアリ：可もなく不可もなく

２割のアリ：あまり働かない

 

これ、人間の社会だと

「あまり働かない」層はダメな層だとされてしまいませんでしょうか？

 

でも、アリの世界ではそうではないそうなのです

 

「働かないアリ」は実は体力を温存しているんだとか？

「２割の頑張るアリ」が怪我をしたり、死んでしまった時、

やっと「働かないアリ」の出番がきておおいに働くんだとか！？

 

働かないのはそのための準備期間

スポーツでいうと「サブ」的存在なのでしょうか。

 

そう考えると・・・

 

働かない層って悪なのでしょうか？

 

 

理想の評価制度を求めるのはなかなか難しい

どう評価するのかも難しい

 

それよりも大切にしたいのは

 

「ありがとう」を実感できる仕事をもっと増やしたいよね！

「喜んでもらえる」実感をもっと増やしたいよね！

 

ワンデー授業をしながら

そんなことを考えていました。

 

 

 

 

 

 

もう一つ！

 

今回「理想の上司」を考えてみたんですけどね

 

確かにこれはこれで素晴らしいと思いましたが

 

両面思考で考えるとね

 

「理想の上司」を描いた瞬間に

「理想でない上司」を生み出すことになる

 

あってはいけないのは

「理想でない上司」を否定しだすこと

 

「あの上司はダメな上司だ」

 

みたいになるとね

 

これまた永遠の負のループに陥ったりしないだろうか？

 

大切なのは

 

理想の上司であろうと

理想の上司でなかろうと

 

理想の先生であろうと

理想の先生でなかろうと

 

理想の親であろうと

理想の親でなかろうと

 

否定することなく

みんなでより良くしていこうよ！

 

ここを大切にしていきたいよなあ

 

って

ワンデー授業をしながら

そんなことを考えていました。

 

 

答えのない話なんですけどね

みなさんと一緒に考えていきたいなあと思ってます

 

 

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vol.８６　「非認知能力」が入試で評価される時代がきた！？

vol.８７　子どもとの接し方「◯◯してはダメ」の呪縛

vol.８８　思春期・反抗期の子どもたちとどう向き合うのか？

vol.８９　マイクラは教育に有効か？

vol.９０　「VOICE PROJECT」から学ぶ　〜今の行動が未来をつくる〜

vol.９１　「他人事から自分事へ」〜自分で考え、自分で動くためのきっかけ〜

vol.９２　目に見えないものを想像する力

vol.９３　人が躍動する時って実はシンプル

vol.９４　葛藤は希望である

vol.９５　「頑張らない」のは本当にダメなのか？

 

 

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