【キッズマネーコース】 第11回 ~商品販売に向けて~
👍「うちの子」が未来社会の宝になる
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【キッズマネーコース】 第11回
~商品販売に向けて~
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2026年度より始まった
ミラコラ新コース
その名も
『キッズマネーコース』
『お金はありがとうのいれもの』
この想いを
とても大事にするコースです
今回は第11回目
二月ほど前に
キッズマネーコースでは『原価』の話をしました
商品ができるまでにかかるお金
それを『原価』と言いますが
そんな原価について深めた前回
今回も原価についての話を深めます

原価について詳しく知らないことには
値段設定もしづらい結果になりますし
お店の利益を出しづらくもなります
上の表を見てみると
ハンバーガーの原価と売値は
わずか10円の差
これでは利益があまり出ないので
お店を続けられないかもしれません
さらにさらに
売値と原価の差がそのままお店のもうけになるわけではなく
人件費があったり、商品の包装費があったり、
お店の電気代になったり家賃になったり
他にもいろんな費用がかさみます
それを考えると利益が10円しかないというのは
どうにも心もとないものです
ならばこの売り方は良くない売り方なのでしょうか?
キッズたちに聞いてみると
「良くない!」
「売値をもっと上げた方がいい」
などなどの意見
しかしここで重要になってくるのは
ほかの二つの商品
ポテトとドリンクの
売上と原価の関係です

バーガー屋さんに行ってみると
ハンバーガーを単品で注文する人は
結構少ないことに気づかされます
ならばどのように注文するかというと
ハンバーガーといっしょに
ドリンクやポテトをセットで注文するのです
つまり
お客さんがなにをセットで買うのか?
という点にお店の人は着目しているのです
聞き馴染みのない言葉かもしれませんが
これをクロスセルと言います

例えば
ハンバーガーとポテト
例えば
ゲーム機とコントローラー
例えば
プレゼントと包装用紙
ある商品とセットにすることによって
より多くの利益を狙う販売方法
それがクロスセルです
他にもこうした工夫はあって……

商品のサイズアップをしたり
ちょっと特別な仕様にしてみたり
こうした販売方法を
アップセルと言います
工夫はまだまだありまして……

客寄せ商品という言葉があります
分かりやすいのは
スーパーのチラシなどに書いてある
SALE商品です
その商品の安さでお店に来た人は
その商品だけを買うのではなく
その商品を買いに来たついでに他の商品も
手に取ることがあります
このようにとある商品を目的として来店を狙い
ほかの商品もついでに購入してもらう
そんな狙いのある商品を
客寄せ商品と言ったりします
ではこの三つの販売方法を学んだところで
ちょっとしたワークに取り組んでもらいましょう

キッズマネーコースに通っているキッズたちは
いずれ自分たちでお店を出してみることになります
その際にどのような工夫をすれば
より多くの利益を得ることができるのか
そのシミュレーションゲームです

客寄せ商品として使う商品は?
クロスセル・アップセルするならどの商品とどの商品?
商品を買ってもらうために
どんな言葉でお客さんの気を引く?
そしてそれらをどれくらいの値段で販売する?
キッズたちには考えてもらいます
キッズの一人が客寄せ商品として選んだのは
「プレミアム魚バーガー」
そのプレミアムさを大々的にアピールすることで
入店を狙います
クロスセルにするのは
通常さかなバーガー+ドリンク+ポテト
この王道コンビ
そのまま売値を足すのではなく
セットで購入することで
お客さんはそれぞれ単品で購入するよりも
値段を安く購入することができるのです
アップセルとして採用したのは
プレミアム魚バーガーを
さらにレベルアップさせて
お魚の量を二倍にしたり、食べごたえをアップさせてくれました
値段は二倍の上昇ではなく
1.5倍の上昇率
その値段の上昇ならばと
購入に踏み切る人は少なくないでしょう

さて今回考えたのは
いろんな人に買ってもらうための工夫
ではもっと対象を絞って考えてみましょう

お小遣いが300円の子どもには
300円で買えるようなセットを用意
お腹が空いている大人には
マシマシバーガーという新商品を用意
四人家族には
親子セットという小さなバーガーと普通のバーガーが
セットになった商品を用意
魚が苦手な子には
魚を使わないバーガーだったり
魚を小さくした代わりに野菜の量を増やした
バーガーを用意
観光客には
初めての来店でお得になるセットを用意
そんな工夫を考えてくれました

これらの工夫の中で大切なのは
お客さんをよろこばせるのも当然ですが
お店を続けていくためにもうけを出さなければいけないこと
前回の授業で学んだように
安い値段が良い値段というわけではありません
お客さんにとってうれしくて
お店も続けていけるような値段設定が
値決めにはとても重要になってくるのです
そしてそんな値決めを行うためには
商品の原価にはいくらかかるのか
お客さんは何を望んでいるのか
そうしたことをきちんと調べねばなりません
いつか来るキッズたち自身での販売体験の時のため
キッズたちは大切なことを学んだのでした……
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