事業化プロジェクト

2026824

【ココロザシジャーニー8月】発表から、次の一歩が動き出した夜

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    ココロザシジャーニー

     いまここから、ココロザシがつながる

8月 発表から、次の一歩が動き出した夜

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8月22日、オンラインにて
「ココロザシジャーニー」8月回を開催しました。

 

今回発表したのは、5人のミラコラキッズと、株式会社アクラムの勝谷仁彦社長。

でも、この日の時間は、ただの「発表会」ではありませんでした。

子どもたちが、これまで考えてきたことや、実際に行動してきたことを言葉にする。

それを聞いた大人たちが、

「一緒にやってみたい」
「こんな人を紹介できるかもしれない」
「自分の仕事ともつながるかもしれない」

と声を上げる。

 

そして、大人の話を聞いた子どもたちが、また自分自身のココロザシを考え直す。

そんなふうに、発表をきっかけに、次の一歩が動き出す時間になりました。

 

5人それぞれの「今」

今回発表したのは、

りなぞ、ちいちゃん、こうき、さくちゃん、ゆっちゃん。

テーマはそれぞれ違います。

 

でも共通していたのは、

最初に考えたことを、そのまま発表しているわけではない

ということでした。

 

調べる。
人に話を聞く。
実際にやってみる。
うまくいかなかったことから考え直す。
そこから、また新しい問いが生まれる。

 

そんな歩みの中で、一人ひとりのココロザシも少しずつ変化していました。

 

りなぞ:「心の健康」まで含めたチャームテイメントへ

りなぞのココロザシは、

「すべての命が健康で仲良くできる、チャームテイメントな社会をつくること」

です。

「チャームテイメント」は、仲の良さや魅力を表す「チャーム」と、エンターテイメントを組み合わせて考えた、りなぞ自身の言葉です。

 

今回の発表では、中学3年生の受験生として、実際に自分自身が心のゆとりを失いそうになる経験から、

心にゆとりがあると、人にもやさしくできるのではないか

という問いを深めていました。

 

そして、管理栄養士さんへのインタビューやレシピ絵本づくりを進める中で、健康とは栄養だけではないことにも気づいていきました。

食材や作ってくれた人への感謝。

「いただきます」の心。

そうしたものまで含めて、心も体も元気になれるものをつくりたい。

活動を続ける中で、りなぞ自身の考える「健康」の意味が、さらに広がっていました。

 

ちいちゃん:自然農法から、「どう届けるか?」へ

ちいちゃんは、タナットネイチャーLabの山岸さんとの活動を通して、自然農法や微生物について学んできました。

実際に野菜を育て、食べてみる。

その中で、自然農法で育てた野菜のおいしさや、微生物の力を実感してきました。

でも、そこで終わりではありませんでした。

 

ちいちゃんが次に考えたのは、

「野菜が苦手な子には、どうしたら食べてもらえるんだろう?」

ということです。

そこで、野菜をスイーツにすることに挑戦。

小松菜、じゃがいも、にんじん、キャベツなど、さまざまな野菜を使ったスイーツを考えてきました。

そして発表の最後には、

「一人でやっていても足りない。仲間を増やしたい」

と呼びかけました。

自然農法を知るところから、自分でやってみる。

さらに、誰かに届ける方法を考え、仲間を増やそうとする。

ちいちゃんの活動も、少しずつ次の段階へ進んでいます。

 

こうき:「一人ひとりの力をどう生かすか」へ

こうきくんは、これまで障がい者雇用について調べたり、さまざまな人にインタビューしたりしてきました。

最初に考えていたのは、

「どうしたら障がい者雇用を増やせるのか」

という問いでした。

しかし調べていく中で、関心は少しずつ変化していきます。

 

障がいがあるかどうかだけではなく、

「一人ひとりの得意や力を、どうやって生かすのか」

という問いへ。

 

そして今は、実際に企業で働く人や、人を採用・育成している人に話を聞きながら、さらに探究を深めようとしています。

 

さくちゃん:「楽しい」を超えて本来の目的を問い直す

さくちゃんは、「森を守りたい」という思いから、木工どうぶつえんなどの活動を続けてきました。

実際に企業とつながり、木材に触れ、ワークショップも実施。

木工どうぶつえんは大人気になりました。

しかし、その活動の中で、参加者がグルーガンで少しやけどをしてしまう出来事がありました。

 

そこでさくちゃんが考えたのは、

「楽しいだけではダメなんだ」

ということでした。

森や命を大切にする活動なのに、そこで誰かが傷ついてしまっては、本来の目的から離れてしまう。

その経験から、安全について改めて考え、さらに、

全国の「森を守りたい会社」をつなげたい

という新しい構想へと広がっています。

 

ゆっちゃん:「やりきる」を、自分自身の行動で確かめる

ゆっちゃんが今回向き合ったテーマは、

「やりきること」

です。

テスト勉強で、

「もう少しやっておけばよかった」

と後悔した経験。

以前の絵本づくりでも、完成が期限ぎりぎりになり、

やりきるとは、ただ終わらせることではなく、時間の使い方も含まれる

と受け取り直しました。

そこで新しい絵本『思い出のバトン』では、スケジュールを立てながら制作。

周りの人からアドバイスをもらい、最後まで完成させることができました。

そして、その過程で気づいたのが、

自分がやりきるためにも、周りの人の思いやりがあった

ということです。

「やりきる」と「思いやり」。

二つのテーマが、ゆっちゃんの中で一つにつながり始めています。

 

発表の詳しい内容は、ぜひ動画で

 

ここで紹介したのは、5人の発表のほんの一部です。

どんな経験から考えが変わったのか。
どんなことに挑戦し、何に気づいたのか。
そして、これから何をやっていきたいのか。

それぞれの発表については、後日、動画でもご覧いただけるよう準備を進めています。

5人それぞれの言葉だからこそ伝わるものがあります。

動画の公開も、ぜひ楽しみにしていてください。

そして、発表から次の一歩が動き出した

 

今回、とても印象的だったのが、

発表した後に、実際のつながりが生まれていたことです。

 

こうきの発表を聞いた、ともに株式会社の今井社長からは、

「会社の未来会議に参加して、一緒に考えてみてほしい」

という提案が生まれました。

 

さくちゃんが、

「森を守りたい会社を全国でつなげたい」

と発表すると、参加者から、

「自分の会社でも森をつくるプロジェクトを進めているので、何か一緒にできるかもしれない」

という声が上がりました。

 

ゆっちゃんの絵本『思い出のバトン』を読んだ大人からは、

自分自身の実家や思い出を振り返りながら、

「この絵本を、リユースの仕事をしている人にも読んでもらいたい」

という話も生まれました。

 

子どもが発表して、大人が「すごいね」と言って終わる。

そうではありません。

子どもの問いや行動が、大人の仕事や経験とつながり、新しい一歩が始まっていく。

そんな場面が、実際に生まれていました。

 

「ココロザシは、最初から見つかっていなくてもいい」

そして今回、大人の発表者として登場いただいたのが、株式会社アクラムの勝谷仁彦社長です。

勝谷社長は、

行きたい高校に行けなかったこと。
大学受験で浪人したこと。
最初に入った会社を1年で辞めたこと。
そして、5億円の借金を抱えていた実家の会社に飛び込んだこと。

そこから、自社ブランド「スクアドラ」を立ち上げ、さまざまな挑戦を続けてきた歩みを話してくださいました。

その中で、印象的だった言葉があります。

「志って、持とうと思っても持てなかった」

そして、

「考えて見つけたんじゃなくて、動いていたら後から湧き出てきた」

という言葉です。

この話を聞いたキッズたちからも、

「今やっていることを通して、もう一度ココロザシを考え直してみたい」

「ココロザシが変わってきたけれど、それでもよかったんだと思えた」

という声が出てきました。

ココロザシは、一度決めたら変えてはいけないものではありません。

動いてみる。

人に出会う。

うまくいかないことを経験する。

そこで感じたことを、もう一度受け取り直す。

そうやって、少しずつ自分自身のココロザシになっていくのかもしれません。

 

発表する人だけが、主役ではありません

 

ココロザシジャーニーには、

「ここから、ココロザシがつながる。」

という思いを込めています。

 

誰かの発表を聞いて、

「それ、面白いね」

「自分も何かできるかもしれない」

「こんな人を紹介できるかも」

と感じる。

それも、この場に参加する大切な意味だと思っています。

 

そして今回のように、

子どもの発表から大人が動き、

大人の発表から子どもがまた自分を見つめ直す。

子どもも大人も、お互いのココロザシから学び合う。

そんな場を、これからもつくっていきたいです。

 

次回は9月19日!

 

ココロザシジャーニーは、8月だけで終わりません。

次回は、

9月19日(土)19:00〜21:00
オンライン(Zoom)

で開催します。

 

9月も、ミラコラキッズたちが、それぞれのココロザシに向かって歩んできた「今」を発表します。

そして大人の発表者には、
一般社団法人more treesの水谷伸吉さんをお迎えします。

森を守る活動を長年続けてきた水谷さんが、これまでどんな実践をしてきたのか。

そして今、どんな未来を見ているのか。

キッズたちの発表とあわせて、ぜひ聞いていただきたいと思っています。

 

子どもも、大人も、企業のみなさんも

 

「まだ自分のココロザシなんて分からない」

そんな子どもたちにも、ぜひ参加してほしいと思っています。

 

誰かの発表を聞いて、

「こんなことをやってみたい」

「自分もこれが気になる」

という小さな気持ちが生まれるかもしれません。

 

保護者のみなさんには、

完成された成果だけではなく、

子どもたちが悩み、考え、行動しながら変わっていく途中の姿

をぜひ見ていただきたいと思っています。

 

そして、企業経営者や社員のみなさんにも、ぜひ参加していただきたいです。

子どもたちに何かを教えるためだけではありません。

子どもたちの問いや活動と、皆さんの仕事や経験がつながることで、

新しい取り組みが生まれるかもしれません。

 

そして逆に、子どもたちの言葉から、

自分たちは何のために働いているのか。
どんな社会をつくりたいのか。

を受け取り直すきっかけになるかもしれません。

発表する人も。

応援する人も。

まだココロザシが見つかっていない人も。

みんなで、この続きをつくっていけたらと思います。

 


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