【ミラコラ大阪】第12回「服って、こんなにつくり方があるんだ」
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ミラコラ大阪「未来創造コース事業化ミーティング」
第12回「服って、こんなにつくり方があるんだ」
ステアドリームさん会社訪問で見えた、服づくりのほんとうの姿
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こんにちは!
ファシリテーターのアラキングです。
2月8日、
大阪には、久しぶりに雪が降っていました。
冷たい空気の中、
事業化メンバーに加えて、
昨年の夢の家お仕事体験フェスティバルで
ステアドリームの体験をした子どもたちも数名参加し、
みんなで ステアドリーム さんの会社へと向かいました。
今回の会社訪問は、
ただの「企業見学」ではありません。
きっかけは、
えまちゃんのファッションプロジェクトでした。
一昨年のミラコラEXPOでの発表を通じて、
「自分たちで服を考えてみたい」
という想いが広がり、
そこからご縁がつながったのがステアドリームさんです。
つまり今回の訪問は、
えまちゃん個人の挑戦から始まったプロジェクトが、
実際の“服づくりの現場”へと接続する時間でもありました。
「最初にみんなにクイズです。
ステアドリームでは、
服のアイテムって、1年間に何アイテムつくられていると思う?」
勝村社長から、そんな問いかけから、今回の会社訪問は始まりました。
100? 200?
いくつか手が挙がる中で、正解は――500アイテム。
「え、そんなに!?」
驚くキッズたちに、
ステアドリームの勝村社長 は、こう続けます。
「売れたデザインがあったら、
色を変えたり、柄を変えたり、素材を変えたりして広げていくんです」
ここでキッズたちは、
服は“1つの完成形”ではなく、たくさんの選択の積み重ねでできている
という世界に、少しずつ引き込まれていきました。

見せもらったのは、プロのデザイナーが描いた1枚の絵。
「この絵が、実際の服になるまでに、
生地を選んで、色を選んで、柄を選んで、パーツを選ぶ」
同じ生地でも、 袖の形が違うだけで印象が変わる。
異素材を組み合わせるだけで、ぐっと豪華に見える。
目の前で比べながら説明されると、 キッズたちも自然と前のめりになります。
「こっちのほうが、かっこいい」
「こっちは、かわいい感じする」
正解を当てる時間ではなく、感じたことを言葉にする時間。
その空気が、とても心地よく流れていました。

途中で話題は、「赤ちゃんの服」に。
「このパーツ、赤ちゃんの服にはつけません。
なんでやと思う?」
しばらく考えて、キッズの一人が答えます。
「口に入れちゃうから?」
「そう。正解」
赤ちゃんは何でも口に入れる。
だから、事故につながる可能性があるものは使わない。
デザインよりも、安全を優先する判断。
ここは、保護者にとっても、とても大切なポイントです。
ステアドリームさんの服づくりが、
「かわいい」や「売れる」だけで成り立っていないことが、
自然と伝わってくる場面でした。
「でもね、全部が売れるわけじゃないんです」
勝村社長は、そう言って、
売れなかった商品の話も、隠さずにしてくれました。
「これは売れると思って出したのに、全然あかんかった、ってこともあります」
そのとき、どうするのか。
「次は売れる商品つくります。
だから、何がダメやったか、教えてください、って聞くんです」
怒られることもある。
でも、理由を聞いて、次に活かす。
キッズたちは、
“失敗してはいけない”ではなく、“失敗から学ぶ”という仕事の姿
に、静かに触れていました。
話は、今の子ども服の届け方へ。

Instagramでの発信、インフルエンサーとのコラボ、
コーディネート写真の工夫。
「10アイテムで4万枚つくって、3日で完売したこともあります」
「ネットでは、配信10分で全部売れたことも」
つくって終わりではない。
どう届けるかまでが、服づくり。
キッズたちの中にも、
「SNSでママが見てる」
「それで買ってるかも」
という声があがります。
後半は、キッズの番です。
お気に入りの服の写真を見せながら、
• どんな色が好きか
• どんな場面で着たいか
• なぜそれを選んだのか
を、一人ひとり話していきます。

「水色が好き」
「公園に行くとき」
「水族館やったら、これ」
その話を聞いた勝村社長は、
否定せず、評価せず、こう返します。
「じゃあ次は、こういうのも合うかもな」
「それは、もう上級者やな」
“正しいかどうか”ではなく、
“その子の感覚を広げる関わり”。
この時間こそ、
今回の会社訪問の一番の価値だったように感じます。
その後、勝村社長は事務所内を案内してくれました。

事務所の棚から取り出してくれたのは、
生地のサンプル帳と、ボタンのカタログ。
「これ、全部選べるんやで」
ページをめくるたびに、
色も、厚みも、手ざわりも違う生地が現れます。
同じピンクでも、少しくすんだもの、
光沢のあるもの、やわらかいもの。
小さなボタンも、
丸いもの、四角いもの、
つやのあるもの、木のような質感のもの。
「これ、かわいい」
「これ、ちょっと大人っぽい」
キッズたちは自然と前のめりになり、
指さしながら、感じたことを言葉にしていきます。
服は、ただ“デザインする”だけではなく、
こうした一つひとつの選択からできている。
その現実を、
目の前で確かめる時間でした。
最後に、勝村社長は、こんな話をしてくれました。
「服は、1人でつくってるわけじゃない。
工場の人たち、たくさんの人の力でできてる」
「だから、大切に着てほしい」
華やかに見える服の裏側にある、
人の手と、時間と、思い。
キッズたちは、
ただ“見る”だけでなく、
“考えながら見る”会社訪問を終えました。

服づくりの現場で出会ったのは、
答えではなく、たくさんの選択と工夫。
今日見た景色が、
これからキッズたちが
「何かをつくる側」になったとき、
きっと、どこかでつながっていくはずです。
会社訪問を終えたあと、場所を移して、
キッズたちは「振り返りシート」と「幸せのタネ」に向き合いました。
「今日、一番印象に残ったことは?」
「心に残った工夫は?」
「社長に伝えたいことがあったら」
書き方は自由。
言葉でも、短いメモでもいい。

しばらくの静かな時間のあと、
今度は全体で、ひとつずつ発表します。
「ボタンの種類が多くて、すごいと思った」
「光る工夫が面白かった」
「タグも、デザインの一部だと初めて知った」
「色や生地の組み合わせで、売れるかどうかが変わると分かった」

どの言葉も、
“すごかった”だけで終わらず、
「なぜそう感じたのか」がにじむ発表でした。
中には、
「自分が着たいと思う服があった」
という声も。
服づくりを、
“遠い世界の仕事”ではなく、
“自分とつながるもの”として受け取っていることが伝わってきます。
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