【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.20】「ありたい姿」と「行動」を結びつける
こんにちは!
小学生が「生きる力」を身につける「ミラコラキャリア塾」
代表の山田です。
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【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.20】
「ありたい姿」と「行動」を結びつける
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ある小学1年生の事例
ミラコラでは
自分で決めた目標を「毎日続ける」ための
ミラコラ日誌というものがあるのですが、
なかなかミラコラ日誌が続かない・・・
集中力がもたない・・・
そんな子も
「あるきっかけ」により
毎日、自ら、ミラコラ日誌を続けられるようになりました
そのきっかけとは?
「ありたい姿」と「行動」をつなぐ
こと
簡単に言うと
なぜミラコラ日誌をやるのか?
目的をしっかりと「握る」こと
です
まだ小学1年生なので
どんな自分になりたいのか?
なんてぼんやりとしています。
でも、本人から出てくるキーワードとして
「優しい大人になりたい」
というありたい姿が出てきました。
まずはこれが「本心から思っているのか?」を確認する
どうやらこれは本当に心で思っているらしい!
すかさず
「優しい大人」になるためにミラコラ日誌やるんだよ!
ということを確認します。
ミラコラ日誌には3つの「毎日の約束」があって
①「今日のありがとう(今日の幸せ)」を見つける
②「今日のお役立ち(お手伝い)」をする
③「好きなこと(この子は「本を読む」)」をする
この項目を一つひとつ丁寧に
「優しい大人になる」という目的と結びつけます
◯なんで「ありがとう・幸せ」を見つけると「優しい大人」になれるんだと思う?
◯なんで「お手伝い」をすると「優しい大人」になれるんだと思う?
◯ただ読むだけじゃなくて、どのように本を読んだら「優しい大人」になれると思う?
本人に考えてもらい、本人に答えてもらいます
「小さな幸せを見つけられる人は、小さな優しさに気づけるから」
「進んでお手伝いをできるようになると、優しい人になれるから」
「本に出てくる人の気持ちを考えながら読むと、優しい人になれる」
そこですかさずフィードバックします。
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おー!
いいね!いいね!
毎日、ミラコラ日誌やるたびに
「優しい大人」に近づけるってことだね!
うわー、1ヶ月後が楽しみだなあ!
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と、励ますと、本人もとってもうれしそう^^
さらに、会うたびに
「どう?今日も優しい大人に近づいたか?」
と問いかけます。
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どんな本を読んだの?
登場人物ってどんな気持ちだったの?
うわー!その感想、めっちゃ優しいじゃん!!!
どんどん優しい大人に近づいてるなあ!!!
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こんなやり取りをすることで
「優しい大人になりたい」=ミラコラ日誌
「目的」と「行動」が結びついたのです
学校の勉強も同じかもしれませんね。
なんのために勉強をするのか?
ゲームですら、目的と結びつけてしまえば
「ゲーム=人生の教材」に早変わり^^
「ありたい姿」と「行動」を結びつける
一度、試してみてはいかがでしょうか?
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<バックナンバー>
vol.11 徹底的に観察すると「子どもの輝き」が見えてくる
vol.12 ガミガミ叱っても良いと思いますよ
vol.13 ほめ上手になるには?①
vol.14 ほめ上手になるには?②
vol.15 行動こそが成長のタネ
vol.17 「やりたいことを見つける」って必要?①
vol.18 「やりたいことを見つける」って必要?②
vol.19 「やりたいことを見つける」って必要?③
vol.20 「ありたい姿」と「行動」をつなぐ
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