【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.8 】 放っとかんと、放っとく子育て法
こんにちは!
小学生が「生きる力」を身につける「ミラコラキャリア塾」
代表の山田です
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【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.8】
放っとかんと、放っとく子育て法
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ミラコラのパートナー企業でもある
タナットネイチャーLabの山岸社長の子育て法が
素晴らしいのでご紹介しますね。
山岸さんたちと居酒屋で飲んでいる時に
社会人3年目の娘さんが合流。
3年目で既にご活躍されているようで
話をしていて素晴らしいなあと思ったのは
たくさんの社長たちの中に混じって
物怖じせずに対話に加われていたということ。
左脳と右脳のバランスがとても取れていて
「物怖じすることなく」自分の意見を述べ社長たちと応答をしていました。
自信に満ち溢れつつも傲慢になることなく
自己肯定感、自己効力感を感じているんだろうなあと察しました。
おー!これはチャンス!
と思い、娘さんにインタビュー攻撃をしまくっていたのですが
ある質問の応答が「なるほど〜!」というものだったのです
山田
お父さんの尊敬するところってどこ?
娘さん
うーん、どこですかねー?
一番ということであれば
「昔から私たちに対等に接してくれたところ」
でしょうかね?
山田
なるほど〜!対等に接してくれたんですね〜
そこんとこ山岸さんは認識ありますか?
山岸さん
確かにそれはあるね
俺、こいつらのこと子どもやと思ったことないもん
子どもというよりも一人の人間として接してたかなあ
いつも「教えてくれ」「教えてくれ」って
色々なことを教えてもらってたし
「俺はこう思うけど、お前はどう思う?」って
問いかけてた
まさに!
山岸さんは
「子どもに教えてやろう」
ではなく
「子どもから学ぼう」
という姿勢を見せていたのでした
「常に成長しようとする姿勢」を見せていたのでした
経営者であった山岸さんはもちろんお忙しく
娘さんからすると
一緒にご飯を食べたり遊んだりした記憶はなかったようですが
短い時間でも家族で揃っているときは
お母さんと一緒に会社の話をど真剣にしたり
子どもたちとど真剣に対話をしていたそうで。
短い時間だったにも関わらず「その存在感がものすごかった」ようでした。
瞬間風速が台風並だったということ!
それが大人になった今でも強烈に記憶に残っているようでした。
まさに、時間の量ではなく、時間の質!
子どもの頃から
「対等に接してくれた」という経験価値があったからこそ
社会人3年目であっても
たくさんの外部の社長たちとも「対等」に
対話をすることができるようになったのではないか
と考察しました。
放っとかんと、放っとく
これは山岸さんが自然農法で農業をする際の「哲学」なのですが
まさに子育てにおいても実践されてきたんだなあと
改めて山岸さんの素晴らしさを実感した瞬間でした
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<バックナンバー>
vol.1 こどもへの問いかけ 〜どこに着目するのか?〜
vol.2 重要感を持たせる
vol.3 ミラコラ的キャリア教育ってなんなのさ?
vol.4 「気づくチカラ」を育むこと①
vol.5 「気づくチカラ」を育むこと②
vol.6 こどもの言動を信じない
vol.7 啐啄同時(同機)する親子の事例