【ミラコラ大阪】第10回「試しながら、形にしていく」
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ミラコラ大阪「未来創造コース事業化ミーティング」
第10回「試しながら、形にしていく」
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こんにちは!
ファシリテーターのアラキングです。
12月14日の事業化ミーティングのブログをまとめていきます。
アイスブレイクとして「ココロザシジグソー」からスタートしました。

いくつかの言葉が書かれたカードを手に、あるテーマに関して、
前の人の話を受け取りながら、
即興で物語をつないでいきます。
勝ち負けはありません。
正解もありません。
あるのは、
「どの言葉を選ぶか」を自分で決めることと、
誰かの言葉を受け取って、次につなぐことだけです。
この時間は、
このあとの事業化ミーティングにつながる
大切な導入のワークでもあります。
ミラコラの事業化ミーティングでは、
いきなり「答え」を出すことはしません。
まず起きるのは、
・うまく言葉にならない
・話があちこちに飛ぶ
・思ったようにつながらない
そんな、試しながら進んでいく時間です。
でも、
誰かの言葉を聞き、
自分の中で受け取り直し、
「これでいこう」と決めて返す。
その小さな選択の積み重ねが、
このあとの思考の土台になっていきます。
ミーティングの中盤では、
奈良県の森庄銘木産業株式会社さんからの相談が共有されました。
林業は、
木を育て、森を守り、
何十年も先の暮らしを支える仕事です。
けれど、その価値やかっこよさは、
言葉だけでは伝わりにくい面もあります。
「どうしたら、林業の魅力が伝わるのか」
「本当に届く伝え方は、どんな形だろうか」
そこで投げかけられたのが、
「子どもたちの視点で、表現してほしい」というお願いでした。
ここから、
ミーティングの空気が少しずつ変わっていきます。
後半は、
林業の仕事や森の価値を、
「説明する」のではなく「体験として伝える」方法を探る中で、
木を使った「漢字パズル」の試作ワークに入りました。

部首を書き出し、
組み合わせ、
「できる」「できない」で立ち止まる。
思った以上に難しく、
何度も手が止まります。
「全部使おうとすると、遊べなくなる」
「制限があるから、工夫が生まれる」
「簡単そうなものほど、意外と奥が深い」
そんな気づきが、
自然とキッズたちの口から出てきました。
これは、
やってみたからこそ、立ち上がってきた言葉でした。
最後に話題になったのは、
完成した商品ではなく、
遊び方のアイデアでした。
・神経衰弱のように遊ぶ
・どれだけ多く組み合わせられるか競う
・難易度を分けてステージ化する
「誰が使うと楽しめるか」
「どんな場面なら続いていくか」
そうした問いが、
自然に交わされていました。
事業化とは、
最初から形を決めることではありません。
試し、迷い、整理し、次に渡していく。
その繰り返しの中で、
少しずつ輪郭が見えてくるものなのだと、
改めて感じさせられる時間でした。
この日のミーティングで、
・正解のない問いに向き合うこと
・自分で選び、引き受けること
・うまくいかない時間も含めて考え続けること
そうした経験が、
確かに積み重なっていました。
子どもたちは、
「考える → 手を動かす → また考える」
という循環の中に入り始めています。
これから、
このアイデアがどんな形に育っていくのか。
その過程も含めて、
ぜひ一緒に見守っていただけたら嬉しいです。
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