事業化プロジェクト

20251229

【PIコース】第10回「同じPIコース、でも立っている場所はそれぞれ」

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パブリック・イノベーションコース
「パブリックイノベーション」コース

     PIコース第10回レポート

「同じPIコース、でも立っている場所はそれぞれ

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こんにちは。
PIコースファシリテーターのアラキングです。

PIコースでは、毎月第1週目に「1か月の受け取り直し」からスタートします。
この日はまず、1か月を振り返った内容をチャットワークにアップしてもらい、
まだ書けていないキッズには、その場で書いてもらいました。

この「受け取り直し」は、
ただ出来事を並べるためのものでも、
反省を書くためのものでもありません。

この1か月で感じたこと、
ちょっと引っかかったこと、
うまく言葉にできない違和感も含めて、
いったん立ち止まり、自分の中で受け取り直す。

そして、その経験を
自分にとって意味のある学びに編み直し、
次の行動やプロジェクトにつなげていく。

そのための時間として、
毎月このタイミングで「受け取り直し」を行っています。

そんな振り返りから始まった、
12月・第1週目のPIコース。
今回も、それぞれのプロジェクトが少しずつ、
次のステージへと動き出しました。

 

 

ゆっちゃん|コーヒーの絵本を終えて、次は「リユース絵本」へ

 

ゆっちゃんは、これまで取り組んできたコーヒーの絵本が、
一旦完成したことを振り返りました。

 

短い時間の中で、
ストーリーから作画、仕上げまでを一人で積み重ねてきたこの絵本。
実際にやってみると、塗りや細かな作業は想像以上に大変だったことも共有され、
「一人でここまでやり切った」という事実が、改めて確認される時間になりました。

 

そして、その流れの中で、
ゆっちゃんから次に取り組みたい方向性が語られます。

 

動物をテーマにした絵本を作ってみたいこと。
そして、コーヒーの絵本と同じように、
企業さんの想いや背景がある絵本づくりにも引き続き関わっていきたい、という考えです。

 

話し合いを経て、
ゆっちゃんはリゲートと一緒に「リユース」をテーマにした絵本づくりを
新たに始めることが決まりました。

 

一つの作品をやり切ったからこそ、
次のテーマと向き合える。
ゆっちゃんの絵本プロジェクトは、次のステージへと進んでいます。

 

 

Kanon(かのん)ちゃん|野菜カレンダーを「形にする準備」へ

 

かのんちゃんは、野菜カレンダーの次のステップについて話しました。

「野菜カレンダーを、デザインっていうか…
いろいろ作ってみようかな」

 

これまで考えてきたアイデアを、
実際に形にしていく段階に入ることが共有されました。

 

制作にはCanvaを使いながら、
まずは「作れる準備」を進めていくことに。

 

また、
カレンダーを広げていくためには、
募集をする際にある程度のデザインイメージがあった方がよい、
という話も出ました。

 

一方で、

「まだ、1月に何の野菜かも決まってない」

と、決まっていない部分も正直に言葉にします。

 

そこでまずは、
どの月に、どんな野菜が旬なのかを調べるところからやってみる
という行動が、その場で決まりました。

 

考えるだけで終わらせず、
調べて、作ってみる。
かのんちゃんの野菜カレンダーは、
いよいよ動き出そうとしています。

 

 

Koukiくん|「幸せのタネ」を送り続ける挑戦

 

Koukiくんは、
「幸せのタネ」をキットパスで描き、月に一度届けるという取り組みについて、
改めて話をしました。

このアイデアは、以前の面談で出ていたもの。
その話を企業の方に伝えたところ、とても喜んでもらえていたことも共有されます。

一方で、テスト期間で少し忙しかったこともあり、
しばらく手が止まっていたことを、Koukiくん自身が正直に話しました。

テストが終わった今なら大丈夫、という流れの中で、
まずは今月分を一度描いて送ってみることが決まります。

毎回完璧なものを目指さなくてもいい。
“さらっと描いたもの”でもいいから、続けていく。

そうした言葉を受けて、

「じゃあ、ちょっと気合い入れて頑張ります」

と、Koukiくんは自分の言葉で引き受けました。

一回きりではなく、
積み重ねていく挑戦としての「幸せのタネ」。
Koukiくんのプロジェクトも、次の一歩を踏み出しています。

 

SANAちゃん|コンテストの「その先」を考える

 

SANAちゃんは、
木工動物園コンテストが終わり、受賞作品が決まったあとの動きについて話し合いました。

 

今回のテーマは、
この結果をどうやって公開し、届けていくか。

 

ウェブサイトで発表する方法、
ブログとしてまとめる方法、
アイコンを作って、そこからブログに飛ばす方法など、
いくつかの選択肢が出されます。

 

その中でSANAちゃんは、

「アイコンをクリックしたら、ブログに飛ぶ形がいい」

と、自分の考えをはっきり伝えました。

 

さらに、
コンテストに参加してくれた人たちが見やすいように、
LINEからもブログに飛べるリンクを送るという案も出てきます。

 

結果をブログにまとめることで、
何年か後に見返したときにも残る。
そんな「記録としての価値」も大切にされました。

 

一方で、
その内容を木工動物園のサイトにも反映していく必要があり、
やることはたくさんあります。

受験を控えていることも踏まえながら、
これから先もプロジェクトが続いていく形をどう作るかを考える時間となりました。

 

 

今日のPIコースを終えて

 

今回のPIコースでは、
4人それぞれが、違うフェーズで自分のプロジェクトと向き合っていました。

完成したものを振り返り、次を考える人。
これから形にするための準備を始める人。
続けることを引き受ける人。
終わったあとを、どう未来につなぐかを考える人。

 

共通していたのは、
「考える → 行動する → また考える」
というサイクルが、キッズ自身の中で回り続けていることです。

 

12月も、PIコースはまだ続きます。
それぞれのプロジェクトが、
どんなふうに育っていくのか。
次回の時間も、とても楽しみです。

 

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