代表ブログ

2019625

能動性を見守ること 〜こどもたちはなぜ躍動するのか?〜

ミラコラ起業コースの事業化ミーティングにて

キッズたちの新たなチャレンジ

 

昨年、商品開発をした

「リアルお魚かるた」を広めるためにどうしたら良いのか?

を考えたミラコラキッズたち。

 

私たちは、

単に「かるたを売りたい」んじゃないんだよ。

「旬の魚の文化をもっとみんなに知ってもらいたい」んだよ。

by ミラコラキッズ

 

 

そのために

「リアルお魚かるた」を使って

かるた大会のイベントをしたい!

だからこんなイベントを考えてみた。

 

どうやったら水族館でイベントやらせてもらえる?

そりゃ、水族館の人にお願いするしかないっしょ。

どうやって???

 

で、電話してみるか???

 

ということで、

前回の事業化ミーティング

リアルお魚かるたを広めよう! 〜水族館に電話で交渉!〜

 

勇気を出して電話をしてみたんだけど・・・

残念ながら水族館は営業時間外だった・・・

 

また来週電話しよう!!!

 

ということで、

1週間がたちましたよ^^

 

 

さて、どうなったのか?

 

詳しくは、こちらをお読みください!

晴れた日には、苗を植えよう!

 

今回の取り組みは

私たち大人は基本ノータッチ。

自分たちでどうしたら良いかを考え、

自分たちで行動を起こす。

 

 

え???

なんか、企画書を郵送してほしいって言ってるよ・・・(汗)

ある程度、想定問答はしておいたんだけど、

予想外の展開に困った様子・・・(汗)

 

どうする?どうする?

とりあえずさあ、

「少しお待ちください」って

言った方がいいよ!

どうする?どうする?

送り先を聞いた方がいいんじゃない?

私、メモするわ。

あ、最後に、確認で復唱した方がいいよ。

(よ、よくわかってるなあ。どっかで電話応対習ったんかーーー?)

チームワーク力がものすごい!!!

 

 

電話が終わったーーー。

くずれ落ちるように、ほっとした様子(笑)

誰からともなく拍手がわきおこる。

たった一本の電話なんだけど。

小学生たちにとっては初めての電話。

ある意味、初めての営業電話。

初めてのテレアポ^^

イベント開催という成功はまだまだ遠いんだけど、

小さな小さな成功体験。

いや、一見小さく見えるけど・・・

彼らの人生にとっては、

大きな大きな経験価値。

 

このあと、

興奮状態で、

「私、手紙書く!」

「私、企画書書く!」

「やっぱ、パソコンで書いた方がいいよね!」

「そらそうでしょ」

「誰がかく?」

「私書きたい!」

 

と、能動的な雰囲気でいっぱいになりました。

 

 

どうしたら能動性を引き出せるのか?

 

これは、人材コンサルを20年近くやっていますが、

どの企業もが抱える大きなテーマ。

こどもだけではなく、

大人の社会人たちも

「どうしたら能動性が出るのか?」

に困惑している。

 

能動性の根源は一体なんなのか?

 

欲を満たすこと?

目標を持つこと?

承認されること?

小さな成功体験を積み重ねること?

 

色々とあると思いますし、

人によっても違うのかもしれない。

どれも正解かもしれないし、どれも不正解かもしれない。

 

 

でも、ミラコラをやり続けて一つ確信できることがある。

 

それは

「公共心」というキーワード

 

 

誰かのお役に立てること

それが、一人へのお役立ちではなく。

そのお役立ちが、日本中、世界中の人々の幸せにつながっていくというダイナミックさ。

「みんなの幸せが私の幸せ」

200年後の将来世代が待っている

そんな気がする

それが「公共心

頭で考える理屈ではなく

それを心で感じた時・・・

こどもたちの心は躍動し、能動性を発揮する。

ミラコラを初めて4年。何回もそんなシーンを見てきた。

しかし、こどもたち自身はそれに気づいていないのかもしれない。

でも、客観的に見ている私にはその様子がとてもよくわかる。

 

その欲は「公共する欲」であるかどうか?

その目標は自分だけではなく「みんなの幸せ」につながるのか?

その承認は、200年後の子孫たちからの承認であるかどうか?

その小さな成功体験は、歴史に残るような第一歩であるのかどうか?

 

私たちは、

単に「かるたを売りたい」んじゃないんだよ。

「旬の魚の文化をもっとみんなに知ってもらいたい」んだよ。

200年続く新たな文化をつくりたいんだよ。

私たちの孫のそのまた孫たちが待っているんだよ。

 

 

今回の水族館への電話は、

一見単なる電話だったかもしれないが、

ひょっとすると将来歴史に残る電話になったり・・・

するのかも知れません^^

 

 

さて!

次は企画書作成ですね!

さらなるチャレンジを一緒にしていこう!

 

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