里山♡こども保育園より 〜お父さんたちの能動性〜
第9回 里山♡こども保育園
ミラコラキッズたちが園長先生や先生役となり、
企画や当日運営を自分たちで行うワンデー保育園
自然と友達になる
自然から学ぶ
自然感覚を取り戻す
今回は「雨」
雨でももちろん行います。
雨だから中止にしちゃうのは、大人の発想。
雨だからこその幸せもあるし、
雨という環境をいかに楽しむのか?
ここが大切。
自然は、調和という意味では優しいイメージがありますが。
大雨が降っても、強風が吹いても、
雷がなっても、木々は動じません。
どんな環境でも生き抜く「たくましさ」があります。
人間も「自然の一部」
人間も本来、たくましくあるはず!
ほらね。
こどもたちを見ていればその答えは明確!
何もないところで遊びをクリエイトするし、
雨を楽しんでいます^^
今回、注目したのは、
大人の能動性
おじいちゃんたちが
トイレを用意してくれました。
コンポストトイレです。
男性用、女性用と設置をしてくれました。
いつもは3分くらい歩いたトイレまで移動をしていたのが、
今回はそれをしなくても良い!とっても便利!
付き添いで見学にいらした保護者(パパ)たちが
急遽お手伝いをしてくれました。
私が必死で竹を切っている姿を見て、
良心が騒いだのでしょうか?
「あのー。お手伝いしますよー。」と!
パパたちは「お父さん工房」と名付けられ(笑)
こどもたちのオーダー型工房が誕生しました。
竹でつくったスコップが大人気!
なかなかのクオリティです!
おかげさまで、
たくさんのアートが生まれました(^^)
トイレの設置も、お父さん工房も、
損得勘定があれば
こういった行動はしないはずです。
心の奥底にある
将来世代の幸せを願う心
が自然に行いに変わっていったのでしょう。
将来世代の幸せを願う心
自然界の木々も同じ。
動物や昆虫も同じ。
子孫の幸せと発展は、
理屈ではなく、遺伝子に刻まれてきたもの。
真の能動性のタネは
私たちの遺伝子の中にしっかりと刻まれているんだなあと。
改めて感じた瞬間でした。
そして、それは、
こども先生を見ていてもよくわかります。
小学生たちは、
自分たちよりも小さい園児たちのお世話をします。
自分たちも遊びたいはずですが、
それよりも、
自分たちよりも
小さい子たちのお世話をすることが
楽しい!!!
と言うわけです。
これも、理屈ではなく。
こどもの遺伝子にもしっかりと刻まれた
将来世代の幸せを願う心
があるんだなあと
確信を持てるわけです。
真の能動性のタネは
私たちの心の中にある。
その能動性のタネは
将来世代の幸せを願う心
それを、良心と呼んだり、公共心と呼んだり、
マコトのはたらきと呼んだり。
「将来世代の幸せの心」は
私たちの心にある「自然感覚」
世界中の私たちが
内発的自然感覚を取り戻すことができれば
世界は必ず1つになれる!
そう信じています。
今回、サポートをしていただきました、
地元NPOのシニアの皆様。
そして、保護者のお父様たち。
心から感謝をいたします。
ありがとうございます、感謝!