【7/31ミラコラ起業コース共通カリキュラムvol.1】
先日のスポンサー企業の社長さんとの初ミーティングを経て、 ミラコラキッズカンパニーの主軸となる「ミラコラ起業コース 」 もついにキックオフ!月に1度のカリキュラムとはいえ、10時~ 17時 の長丁場。こんなに長い時間、「 自分だけで何かをするのは初めて!」 というミラコラキッズも含め、第1期生7名と、無料体験1名の《 小2~小6の子ども達》が参加しました。
記念すべき第1回の共通カリキュラムの内容は、 前頭葉を刺激しながら心を体をときほぐし、 モチベーションエンジンを喚起させる名古屋初上陸『mumic』 からスタート。まずは発案者・今安志保さんの自己紹介から、 ミラコラキッズの自己紹介。
ただ名前を名乗るだけではありません! 手拍子でリズムを取りながら、 自分の名前や好きなものを紹介したり、 周りのミラコラキッズ の名前を声に出したり・・・。見た目や先ほ ど聞いたばかりの好きなことも織り交ぜながら、 メンバーの紹介したり、 どんどん変化していくルールも覚えながら進んでいきます。最初は 、戸惑っていたみんなも、どんどん前頭葉が刺激されて、 脳が冴えてきているのを周囲からでも感じます!
周りの人の特徴を見て、言うことに耳を傾け、 自分を一生懸命表現しながら、この波長を感じて・・《五感》 を研ぎ澄まし、社長として重要な要素である“直感力 ” を鍛えるためのトレーニングでした。 これから毎月の成長が楽しみですね。
この子ども達が受けている『リアル起業コース』は、 手を組んだ社長さんのやりたいことを手伝うのではありません。 ひとえに、子ども達自身が「実現したいコト」と、 社長さん達自身が「実現したいコト」 のコラボレーションなのです。だからこそ、子どもたち自身も指示 待ちではなく、やらされ感で「単にこなす」のでもなく、 いちビジネスパーソンとして学んでいきながら、 即戦力として育っていくことが出来るのです。打って変わって、今安さんから「胎内記憶のお話」がありました。 「すべての子どもは、誰かの役に立ちたい! と思って生まれてくるんだよ」と聞いたメンバーとスタッフ一同。 ちょっと茶化しながら話を聞いていた子も、 じわじわ何かを感じている様子。大人達は大号泣(笑)
全員が、この世に生まれたコト、今、同じ時を共有できるコトに“ ありがとう”を感じ、さらに自分自身の命、 家族の命にも感謝しながら日々を過ごす大切さを実感し、心が『 ふわっふわ、ふっかふか』になったところで、 午前のプログラムが終了しました。
みんなでお弁当を食べながら、和やかな休憩時間。 ミラコラでは基本的に、禁止事項は作らず、 メンバーそれぞれの良心に任せています。 各々が自分のモノサシで、このひとときも全力で過ごします。さて 、緩急はしっかりと!午後は二宮金次郎7代目子孫の中桐万里子さ んの、報徳のお話です。
中桐さんは「幸せになるために、何かを我慢するのではなく、 幸せだから、みんなにお裾分けをすること」や「小さくても1歩前 へ足を踏み出すこと」 を二宮金次郎の生き方から学ぶことが出来るとお話してくださいま した。また、「ありがとう」と言う存在だけではなくて、みんなか ら「ありがとう」 と言われる存在になることが一人前なのではないか…と。 その上で、どんな時も諦めずに行動し、ココロの目(心眼) で見ていこう!すると、きっと自分(考えたコト、感じたコト≒ 良心)を大切にできるんじゃないかな? という思いも打ち込んでくれました。
さらに『働く』という言葉は、『はた(周りの人)をラク(楽) にする=はたらく』という由来があることを教えてくれました。 ミラコラのリアル起業コースで挑戦する子ども達は「働く」 をどう考えたのでしょうか?
・・・そんな金次郎の想いと、午前中の「自分をまず大切にする」 ということがリンクしたところで、事前に宿題として出ていた、 自分年表を発表します。フォーマットもあえて自由にし、 ルールは、1番嬉しかったコトと、 1番悲しかったコトを書くのみ。すると、やはりみんな、 思い思いに作ってきてくれました。そこに「 愛ある中桐さんの質問」が、 ミラコラキッズに投げかけられていき、 各事業化の深堀をしていきます。 子ども達なりにアウトプットし切ったところで、プロジェクト実現 のために、日々積み重ねられる『ミラコラ手帳 』 がみんなの手に渡りました。
ここには、月ごとのこころざしや目標、 毎日の約束をすべて自分で設定し書き込んでいきます。 リアル起業コースのメンバーや、 タッグを組む社長たちと毎日共有(チャットワーク等)しながら、 それぞれが日々がんばっていきます。1日を通して、さすがに疲れ も感じていましたが、学校とも習い事ともチガウ時間に、 充実感があった様子の子ども達でした。第2回も子どもたちが自分 のプロジェクトを想い描ける内容です。さらに『こころざし』 を意識しながら過ごしてきてくれるでしょう!
(子ども達の各プロジェクトごとの動きは、「 プロジェクトブログ 」にてお伝えしていきます。 近日オープン予定ですので、お楽しみに。)
今安 志保氏 ㈱オーリーコーポレーション
数々のエレクトーンコンクールでの受賞経験有り。ピアニスト・オルガンプレーヤーとして様々な音楽シーンに作曲・編曲・演奏家として起用され、数々のミュージカル作品に参加している。大阪音楽大学演奏員。「は~もに~らんど」主催、講師として稼働中。
mumicプログラム考案者、0歳児のリトミックから指導も行う。オリジナルミュージカル制作では作詞・作曲・脚本・演出・演奏にいたる全てを担当。また、尼崎FM aiai(82.0MHz)「志保のは~もに~らんど」(毎週日曜日21時~30分)のパーソナリティーとしても活躍中。ライフアドバイスセミナー「幸成塾」の塾長も務める。
ory-hl.com/harmonyland/school/musical.html
中桐 万里子氏 臨床教育家/リレイト 代表
二宮金次郎の7代目子孫。京都大学にて臨床教育学という新たな学問領域を
専攻。教員のコンサルタントや、親子が通うレッスンルームを開設している。また、二宮金次郎が唱えた「報徳」をテーマに、全国各地で講演会や企業研修を行っている。NPO法人ジュニアエコノミーカレッジの顧問も担当してきた。
web.digitalway.ne.jp/users/relate/staff.htm