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【弁護士プロジェクト】~2日目活動レポート~ | レポート | こどもキャリアパーク ミラコラ

レポート

201688

【弁護士プロジェクト】~2日目活動レポート~

ミラコラ【弁護士プロジェクト】~2日目活動レポート~
8月4日、弁護士プロジェクト2日目を開催いたしました。

1日目は弁護士水口さんのレクチャーとともに、実際に裁判を傍聴し、弁護士としてのお仕事を通して、 人と人がともに生きる社会で大切なことを学びました。
「人間の心の中には善と悪があり、どんな人の中にも良いところも悪いところもある。
大切なのは フィルターをかけずにあるがままの相手を受け入れること。
そして、その心に寄り添う優しさがあること。優しい心が優しい未来を作るということ。」
 
ミラコラ【弁護士プロジェクト】~1日目活動レポート~はコチラ
2日目はこの学びをより具体的に考え、実践するプログラム。まずはチーム分け。どんなチームになろうがあるがままの相手を受け入れ、こどもの良心は発揮できる。大人が作為的にチームを分けるのではなく、その場のくじ引きで行いました。こどもたちはあっという間に心を開き、目標に向けた仲間になりました。
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チームが決まったところで、早速午前プログラムがスタート!まずはみんなも知っている「桃太郎」のお話の映像を鑑賞しました。
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ここで水口さんの問いです。
「桃太郎が正義であるというフィルターをかけず、鬼の気持ちになったらどんな物語になるだろう」
こどもたちの顔つきが変わりました。チームで物語を組み立て、プレゼンに向けた準備スタートです。
「鬼さんは食べ物がなくて、家族のために困っていて奪うしかなかったんじゃないかな」
「本当は仲良くなりたかったんだよ」
「もともと仲は良かったのに、喧嘩する理由があったんだよ」
フィルターが取れると、もともとの物語への視点が変わって行きます。そして、物語を書く人、絵を描く人、物語を読む人、それぞれの得意なことを発揮して行きます。
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そして物語のプレゼン。
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こどもたちに共通していた点は、
「桃太郎が正義とか、鬼が悪とかではなく、ただ友達になりたかった」
まさに相手の立場、気持ちになって考える。こどもたちの良心が喚起されたところで、あっという間に午前のプログラムは終わりました。
みんなでワイワイお昼休み。頭をたくさん使ったあとにもかかわらず、こどもたちはすぐに元気いっぱいです!
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午後のプログラムは、1日目の流れと同様に、悩み事解決の実践です。その前に事前課題で出されていた「あたたかくするもの」「冷たくするもの」を皆で発表し、共有しました。
【つめたくするもの】
戦争、いじめ、武器、悪口、怒り、ストレス、虫歯、アイスクリーム・・・
【あたたかくするもの】
笑顔、自然、お手伝いする、褒めてもらう、優しい言葉・・・
あたりまえのことに、大人の心が揺さぶられました。社会は冷たいことに溢れている。そしてあたたかいことは溢れているのか。こどもはしっかりと良心の目でそれをみている。
ここで今回の依頼者、長久手市長の登場、、、は残念ながら難しいので、長久手市民であり、まちづくり活動も行なっているミラコラ野田が、市長に扮して悩み事をお話ししました。
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地方創生が叫ばれる社会で、どんどんと発展するまち長久手。そんなまち長久手の市長の悩み、
「もっともっと、優しさに溢れ、みんながイキイキとしたまちにするにはどうしたらいいかな?」
快適で便利なまちとして発展をつづけるなかで、「あたたかくするもの」が失われていっているのではないか、50年後、100年後、このまちに優しさと笑顔は溢れているだろうか。一人ひとりに役割と居場所があり、「人と人のつながりあう」「困っている人をみんなで助け合う」「みどりに溢れ地球に未来にやさしいまち」、どうやったら市長の想いを実現できるか。まずはこどもたちによる問いからスタートです。1日目の学びから、想いを引き出す質問が溢れます。
「長久手のいいところはどこですか?」
「残念なことはありますか?」
「一番大切にしていることは何ですか?」
こどもたちのまっすぐな問いに、丁寧に一生懸命に応える市長役の野田。自分の住むまちのこと、心が揺さぶられます。何のためにまちをつくるのか。
一人ひとりから問いをした後は、いよいよ具体案をチームで考えます。その前に水口さんよりメッセージ。
「いい案が出たら、実際に市長に提案しにいく。だから本気で考えて欲しい」
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DSC_0498ごっこじゃない、本気の実体験。ミラコラの真髄がここにあります。
本気になったこどもたちからは、どんどん優しいアイデアが溢れだします。そして水口さんの問い「本当にその案で市長の想いは実現できるかな?」、アイデアが絞り込まれ、深掘りされて行きます。そしていよいよプレゼンです。
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そして3つのチームから出された案、
「こどもからおばあちゃんまでみんなで楽しむ運動会」
「あいさつから始めよう!あいさつ委員会の設置」
「みんなで野菜を育てて、みんなで開発!長久手名物をつくろう!」
どれもあったかいものに包まれたアイデアが具現化されました。こどものアイデアが社会をより良くする。改めてこどものチカラを確信しました。そしておとなとともに本気で実現化を目指す。投票で決まった案を市長へ提案しに行くことになり、こどもの表情が自信に満ち溢れます。そして、本気で悔しがるこどもたちも。未来を切り拓くチカラがどんどんと育まれてゆきます。
あっというまに2日目のプログラムも終わりに。長時間にわたって腹に落として本気で取り組んだこどもたちには疲労の色も。それ以上に、仲間たちとともに最後までがんばった達成感が満ち溢れていました。
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良心の弁護士 水口さんをお迎えして実施したリアル職業体験。2日間という長いようであっという間の時間の中、水口さんからたくさん学んだ大切なこと、想い、こころざし。弁護士プロジェクトで育んだ「相手を受け入れること」をそれぞれの生活の中で、どう発揮していき、未来をつくっていくのか。プログラム終了後に参加したこどものママさんからのメッセージ「こどもが悔し泣きをしています」。目の前で良心が発露されていくこどもたちを見て、おとなたちは胸のざわめきがとまりません。
ごっこではなく本気の実体験。おかげさまでリアル職業コース第一弾プログラムを終了することができました。次回はこども記者プロジェクト
これからもどんどん生み出してゆきます。乞うご期待ください!
 
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