【ミラコラ神戸】午前の部―こころざしムービーから学ぼう
こんにちは！
ミラコラ神戸の後迫（うしろさこ）です。
３月１７日に開催したミラコラ神戸の様子（午前）をレポートします！
今回は「モアトゥリーズ」の事務局長、水谷伸吉さんのこころざしムービーにて自然との関係を学びました。
モアトゥリーズとは、音楽家・坂本龍一が創立した森林保全団体です。
森と人がずっとともに生きる社会を目指し、「都市と森をつなぐ」をキーワードにさまざまな取り組みを行っています。
世界では、１秒にテニスコート１５枚分の森が消えているなんて！
キッズたちは、
じゃあ１時間では？１日では？１年ではテニスコート何枚分の森が消えているの？
と計算してくれていました。
オランウータンの暮らす森が消えていって、どんどん数が減っています・・。
でも、木を切って仕事にしないと生活できない人がいる。
「切らないで！」と言うだけでは解決しない問題・・。
キッズたちからは、
「木を切る以外の仕事を探すのはどうかな？」
「木を切るのと同じだけ木を植えるのにお金を払ったらどうかな？」
と様々な意見を出してくれました。
簡単に解決できない問題だけれど、問題を意識し、
「どうすればいいんだろう」
こう考えることこそが、解決への第一歩となります。
では、世界のことは分かったけど、日本はどうなの？
実は、日本では反対に木は増えていっているのです！
戦争に負けて、経済を復興させるために日本は金をかせがないといけない。
お金をかせぐために「木材」が足りなかった。
だから、商売になりそうなスギやヒノキを植えまくったからです。
日本は７０％が森なのに、木材の７０％を海外から輸入しているのです。
木が使われているのは「家」や「家具」だけではなく、チョコーレートやカップラーメン、
シャンプーなどに使われる「パームオイル（油）」だったり・・・そのために木が切られているんです。
木をただ切るだけでなく、計画を立てて、木を切って、植樹をして・・・と５０年１００後をみすえた森づくりが大切です。
下記は、「ちゃんとした森の管理をしている木を使ってますよ」という認証マークです。
みんな、真剣に聞いてくれています。
では、日本には森林資源が溢れているけど、うまく生活の中に取り入れるにはどうしたらいい？
実は、ミラコラキッズとモアトゥリーズがコラボした「ヒノキボール」という商品があります。
実際に触って、どんな商品なのか体験してもらいました。
今後ミラコラ神戸のキッズたちも、コラボした企業の皆さんへアイデアを提供することで、社会へお役立ちをしていってもらおうと思います！
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