【「里山♡こども保育園」から学ぶ②】役割が人を成長させる
こんにちは
小学生からはじめるミラコラキャリア塾
代表の山田です
今日も
「生きる力=未来をつくる力」を
こどもたちから学んでいきたいと思います
昨日のブログからの続きです。
里山♡こども保育園の園長先生に初挑戦した
小学3年生の二人はどうだったでしょうか!?
うまくまとめることができたのか?
結果はいかに?
1.準備段階からの気づき
今回の世代交代により園長先生に立候補したのは小学3年生。
立候補するくらいなので
◯チャレンジ精神が旺盛
◯気づきや捉え方が深い
◯純粋で素直で成長意欲が高い
など、素晴らしい強みを持っています
ところが、反面
◯忘れ物が多い
◯提出物は締め切りを守れないことが多い
◯やる!言ったことが実行できないこともある
など、自分に負けてしまうこともチラホラ
先代の園長先生は高学年が担当していたこともあり
とてもしっかりしていたことを考えると
大丈夫か?ちょっと心配だよ・・・
というのが正直なところ
ところが!
準備の様子をみていると
大いなる成長を見せてくれたのです
園長先生の二人で役割分担をしました。
◯司会の挨拶を考える担当
◯当日のプログラムを考える担当
普段の彼であれば
「プログラムを考える」と宣言するも
なかなか行動できず、
結局ギリギリか、締め切りに間に合わない・・・
ことがチラホラあるのですが
今回は違いました。
自分の担当業務はしっかり締め切りまでに考えていたことに加え
相手のスケジュール管理までしていたのです!
「プログラムは今日までって言ってたと思うけどできた?」
「事前にプログラムを見ておきたいんだけど、進み具合はどんな感じ?」
普段はチャットワークを使ってコミュニケーションをとります
スタッフ用のお菓子の買い出しに行く二人^^
自分のマネジメントが苦手だった彼が
自分のマネジメントはもちろんのこと
チームのマネジメントができるくらいのゆとりと気配りを見せてくれたのです
わー!!!なんだかすっごくうれしいぞ〜!
(山田の心の声^^)
2.当日運営からの気づき
私から園長先生に伝えたのは
園長先生の役割は
◯全体を観察すること
・一人ぼっちはいないかなあ?
・暇そうな子はいないかなあ?
・先生スタッフ(小学生)がバランスよく動いているかなあ?
などなど
小学3年生の新園長先生は
しっかり観察をしていました
ちょっと!先生たちが一つの遊びにかたまりすぎだよ!
もっとばらけてよ!
高学年のお姉さんたちに臆することなく指摘をしていました
わー!!!なんだかすっごくうれしいぞ〜!
(山田の心の声^^)
これ以外にもたくさんの「成長の気づき」がありましたが
長くなるのでこれくらいに^^
改めて実感したのは
役割が人を変える
役割が人を成長させる
ということ
園長先生という役割が
「やりがい」と「責任感」を生み出したのです
今までよりもより高い能力が問われる新たなステージに
チャレンジすることで
視野が広がり、状況把握力や観察力が育まれました。
大勢の前で話をすることへの自信にもなりました
3.もちろん課題もたくさん(笑)
終わった後は先生たち同士で「受取直し会」
◯うーん、司会と趣旨説明がちょっとグダグダだったよね^^
◯みんなの前で「二人で言い合いする姿」を見せたらダメだよね^^
◯そのあたりは事前にもっと練習しておかないといけなかったね
◯一緒に遊ぶ役と、観察する役を時間で交代してはどうか?
◯それ以外は先生たちの気配りもできていたから良かった!
◯みんな自然を使って遊びを生み出していたから良かった!
◯園長先生として、初めてにしてはとっても素晴らしかったと思うよ!
などなど、
次へつながるような課題がたくさん出てきました!
成長の実感もできました!
自信もついたことでしょう!
学校などではクラスの人数も多く
リーダー役を担当できるのは限られた人しかチャンスは与えられないかもしれませんが
ミラコラでは
本人が「やりたい」と言えば
基本的にチャレンジできる「機会」をつくります
そして、失敗をしてもあたたかく見守る!
役割が人を変える
役割が人を成長させる
「生きる力=未来をつくる力」を育むためには
今の自分よりも
少しだけ高いレベルのチャレンジをすることが大切
そして
「失敗からの学び」と「小さな成長」に気づくことが大切
キッズたちの姿を見て
改めて私自身も学ばせていただきました
キッズの皆さん!
ありがとうございました!
ミラコラではこのように
◯「チャレンジの機会=成長の機会」の創出
◯「学び」と「小さな成長」に気づけるようなフィードバック
を提供しています。
20年後とその先へ
こどもと一緒にこころざす