代表ブログ

201978

本当の自由とは?

ちょっと自分の頭を整理するためにまとめます。

 

自由とは?を考える

 

一般的に言われる「自由」とは「free」であり

「〜から逃れること」「解き放たれること」

だと認識されています。これは西洋的自由ともいうそうで。

 

ところが、

哲学者ガブリエル・マルセルはこう言います。

 

自由とは

「今、自分が他人に奉仕できる状態」

 

西洋的自由だと

一歩間違うと「わがまま」に陥ってしまう可能性があるが、

マルセルの自由だとはそうならない。

 

もう一つ別の方から

このような考え方をお聞きした。

 

自己を掘り下げると

自然(じねん)にたどりつき、

そして自由になる

 

 

ここでいう

自然は「しぜん」ではなく「じねん」と読みます

 

「しぜん」はいわゆるnatureであり、人間と「しぜん」を分けてしまう

じねん」は「あるがままにあること

すなわち、本来の自分(本来性)という意味合い

 

 

自己を掘り下げると

自然(じねん)にたどりつき、

そして自由になる

 

ここでいう自由とは

利己的な自由ではなく

「今、自分が他人に奉仕できる状態」

 

公共する自由

いや、公共幸福する自由

 

 

この感覚は

以前、1週間の座禅修行に行った時に

体感覚でつかみました。

 

ただただ呼吸に集中し、座禅に集中することで、

邪念を取り除く。

全てを取り除き、

「無」「空」の状態

にいきつくと、

空っぽになったはずの自分の内から

湧き出てくるエネルギーが満ち溢れてきたのです。

そのエネルギーは

より良い社会にしたい!

森羅万象みんなが幸せでありたい!

という公共心に満ち溢れたエネルギーでした。

 

 

ミラコラキッズたちが

我を忘れて無我夢中に取り組む姿勢にも

このことを感じます。

 

自分たちの取り組みが誰かの役に立つかもしれない!

そう行った状況になればなるほど、

それが具体的になればなるほど、

こどもたちは凄まじいエネルギーを発揮します。

まさしく

「自然(じねん)」にたどりつき、

公共幸福する自由

を手に入れた瞬間なのかもしれません。

 

公共幸福する自由を手に入れると

すさまじいエネルギーが湧き出てくる

 

 

自己を掘り下げると

自然(じねん)にたどりつき、

公共幸福する自由になる

 

ここで大切なのは、

自己の掘り下げ方=自然(じねん)へのたどりつきかた

 

座禅も手段の一つ

自己内対話も手段の一つ

他者との対話も手段の一つ

負の経験を受取直すのも手段の一つ

自分商品分析も手段の一つ

対話だけでなく、

実践からの気づきもしかり

親やご先祖様への感謝から気づくこともできる

他にももっとたくさんの手段がある

 

大人になればなるほど

自然(じねん)にたどり着くことが

困難になっているように思う。

それは、「囚われ」が邪魔をしているように思う。

 

それに比べ、

囚われのないこども

一瞬で自然(じねん)にたどり着く傾向がある

 

 

こどもの頃から

徹底的に自然(じねん)にたどり着く習慣を持っていると

良いのかもしれない。

 

だからこそ!

全神経系が統合されると言われている

ゴールデンエイジ(小3〜小6)までに

この感覚を統合しておくことが重要なのかもしれない。

 

と改めてミラコラの必要性を感じた学びでした。

 

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