できる人ほど、教えるのが苦手
先日、某企業のイノベーション研修中に改めて感じたこと
できる人ほど、教えるのが苦手
これは、
できる人がベンチャー企業を経営しているケースのあるある
某企業さんはサービス業を営んでいる会社
なかなか独自性のあるコンセプトのお店を何店も出店している企業
今までは経営者の力でここまで急成長できたが
さらなる発展を見据えると経営者だけの力では限界がある
経営者さんが店長として店をマネジメントすると
ぐんぐん売上も利益も上がっていく
しかし、その経営者さんが
別の店に移動すると売上が下がっていく
能力があるのは歴然。
しかし、人が育たない
なぜなのか?
できる人(できてしまう人)は
できない人の気持ちがわからない。
できる人は、感覚でやっているので
なぜ自分ができるのかがわからない。
要するに「ノウハウを構造化」できていない。
挙げ句の果てに、
できない人を見ると
「なんでできないの?」
「そんなんちょっと考えたらすぐわかるでしょ」
「普通にやってたら気づくでしょ。」
と、その人目線の価値観や常識を押し付け始める。
伸びる会社には
必ず、「できる経営者」の
「できる」を噛み砕いて構造化し、
メンバーにわかりやすく共有する役割の人が存在する
そういった人を育てる必要があり
そういった人を採用する必要がある
できる人(できちゃう人)は
そこを自覚するところからスタートする必要がある
そして、
「俺は教えるのが下手だから仕方ない」
と自己正当化するのではなく
やはり、自分自身でも
「できる」の構造化をどこまでの追求していくことが必要。
それができる人こそが
本当の意味で「できる人」
自分自身にも言い聞かせる意味での
本日の山田の独り言でした^^