【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.260】ルールって何のため? 〜中心思考で本質を考える〜
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【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.260】
ルールって何のため?
〜中心思考で本質を考える〜
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みなさん、こんにちは
ミラコラ山田です
突然ですが、みなさんは
「ルール」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
「自由を制限するもの」
「守らなければいけないもの」
「面倒くさいもの」
そんなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか
先日、とあるニュースで、
高校生へのインタビューが紹介されていました
テーマは、
「スマホ禁止の校則」
「もっと自由にスマホを使いたい」
「この校則、なくならないかな」
そんな声が多く取り上げられていました
そこで先日のミラコラファシリテーター勉強会では、
このニュースを題材に、
「ルールの本質(中心点)とは何だろう?」
というテーマで対話をしてみました
ここで活用したのは
ミラコラ思考法の一つ、
「中心思考」です。
中心思考とは、
「目的の目的は?その目的は?」
と問い続け、
物事の中心にある本質を見つけていく思考法です
そこで、まずこんな問いを立てました
「もし、この世の中にルールがなかったら、本当に自由なのでしょうか?」
例えば、サッカー
手を使ってもいい
ゴールの大きさも自由
試合時間も自由
そんなサッカーでは、
試合そのものが成り立ちません
将棋やオセロ、
トランプやカードゲームも同じです
ルールがあるからこそ、
作戦を考える楽しさがあり、
工夫する面白さがあり、
勝った時の喜びがあります
つまり、
ルールは自由を奪うものではありません。
みんなが安心して、思い切り自由に楽しめる土台なのです
すると、こんな疑問が生まれました。
「もし本来そういうものなら、なぜ今、ルールは『人を縛るもの』というイメージになってしまったのでしょうか?」
私は、その理由の一つは、
ルールをつくった「願い」や「目的」が見えなくなってしまったからではないか
と思うのです。
本来は、
「みんなが安心して過ごせるように。」
「みんなが気持ちよく生活できるように。」
そんな願いがあり、
その手段としてルールがつくられました
しかし、時が経つにつれて、
その願いが忘れられ、
「ルールを守ること」そのものが目的
になってしまう
すると、
「なぜ守るの?」
という問いに答えられなくなり、
ルールは窮屈なものに感じられてしまうのかもしれません
そこで改めて、
「ルールの本質とは何だろう?」
という問いについて、
ファシリテーターのみんなで対話をしました
すると、こんな意見が出てきました
「みんながハッピーになるための手段なら、ルールがあってもいいと思える。」
「ルールの真の目的は、自分の幸せとみんなの幸せが一致しないときに、みんなの幸せを優先するため。」
「ルールは、人が成長するためのステップ。」
どれも、
ルールそのものではなく、
その奥にある願いを見つめた意見でした
私が大好きな漫画『キングダム』のある言葉を思い出しました
昌文君は、
「法とは、刑罰をもって人を律し治めるもの」
と語ります
一方で、李斯はこう言います
「法とは願い。」
「国家がその国民に望む人間の在り方の理想を形にしたものだ。」
この言葉を初めて読んだとき、
私は鳥肌が立ちました
ルールとは、
人を縛るためのものではありません
「こんな社会になってほしい。」
「みんなが幸せになってほしい。」
そんな願いを形にしたものなのです
そして、この「中心思考」は、
家庭でもきっと役に立ちます
例えば、お子さんから
「なんでゲームをやりすぎちゃダメなの?」
「なんで勉強してから遊ばないといけないの?」
そんな質問をされたとき、
「ルールだから。」
「みんなそうしているから。」
と答えてしまうことはないでしょうか。
ゲームの時間を決める目的は、
ゲームを禁止したいからではありません
睡眠をしっかりとってほしい
健康に育ってほしい
学校生活を元気に過ごしてほしい
いろいろな経験をしてほしい
そんな願いがあるからですよね
勉強を先にするのも、
親の言うことを聞かせたいからではありませんよね
やるべきことを先に終わらせる力を身につけてほしい
将来、自分で時間を管理できる大人になってほしい
そんな願いが込められているからですよね
もちろん、
子どもがすぐに納得するとは限りません(笑)
ルールだけを伝えるのではなく、その奥にある願いを伝える
それだけでも、
親子の対話はきっと変わっていくはずです
表面だけを見ると、
ルールは「不自由」です。
しかし、
「目的の目的は?」
と問い続けると、
その中心には、
必ず誰かの願いがあります
ルールの奥にある願いを考え、
必要なら未来にふさわしい新しいルールを生み出せる人。
そんな未来の主人公を、
これからも育てていきたいと思います
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