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2024924

【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.197】“いのちの輝き”シリーズ vol.2 魚が好きすぎた少年の物語

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【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.197

 “いのちの輝き”シリーズ vol.2 

  魚が好きすぎた少年の物語

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こんにちは

ミラコラ山田です

 

今日は、

魚が好きすぎた少年が

素敵な志に目覚め、いのちを輝かせているお話です

 

現在、福井県の大学に通う大学3年生

 

 

現在は、大学で「魚の養殖」の研究をしながら

「養殖を手段として

  世界の食料問題にイノベーションを起こす!」

 

という志にむかって日々研究活動をしています

 

彼に最初に出会ったのは、当時小学6年生だった頃

京都フォーラムにてこんな発表をしてくれました

 

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ガーナでは1分間に

17人もの人が飢餓で亡くなっているのに

日本ではたくさん食品が廃棄されている

なぜなのか?

それっておかしいと思う

 

僕は自分の好きな 魚を通して

飢餓が救えないか?これから探っていきたい!

 

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小学6年生の子どもがたくさんの経営者の前で

堂々を発表する姿に本当に心を打たれました

 

ほとんどの大人がこう思ったのです

既成概念にとらわれ

その問題に蓋をしていた自分たちが恥ずかしい

 

 

 

さて、そんな魚好きな少年がその後

どんな生き方をしていったのか?

 

 

 

中学に入っても魚好きは変わらず

 

毎日の通学の途中に、

梅田の阪急百貨店に通い

魚売り場へ行き、お店の人と

魚の話をするのが毎日の日課になりました

 

今日はどんな魚があるんですか?

この魚はなぜ珍しいんですか?

この魚の旬はいつなんですか?

 

お魚やさんからすると

子どもが毎日魚に興味を持って

質問しにくるのがとってもかわいかったんでしょうね^^

 

お魚やさんから

魚のこと、魚業界のこと、

漁師さんのお話、世界の漁業の話など

たくさんのことを教えてもらえたそうです

 

少年の貪欲さはとどまりません

 

高級なお寿司やさんへいき

お小遣いを握りしめ

「このお寿司を1貫だけ食べさせてください!」

とお寿司を1貫食べながら

これまたお寿司やさんの大将と

魚談義に花を咲かせたそうです^^

 

面白すぎますよね〜(笑)

 

魚やさん、お寿司やさんと話をする中で

少年の心はどんどん動いてきます

 

日本の魚がどんどん獲れなくなってきている

だからこそ!

これからは「養殖」が大切になってくる!

でも・・・

魚が減っているのに
餌としてイワシを大量に取らないといけない

これっておかしくない?

なんとなならないのか?

 

少年は

福井県立大学に

海洋生物資源学部があることを調べ

養殖科学科に入学することを決めました

 

目的を持って大学を選ぶ!

まさに理想の進路選択です!

 

大学に通いながらも

養殖に関するたくさんの研究をし始めました

 

ブルーキャンプという

未来の子どもたちのために

天然の魚を残すためのプロジェクトにも参加しました

たくさんの漁師さんにも会いに行きました

 

ある漁師さんの名言に出会いました

 

これまでの漁業では

「たくさん獲って安く売る」のが当たり前だったけど

「少なく獲って、高く売る!」

これをしないと漁業はどんどん衰退していく・・・

少年はすぐに行動を起こしました
お母さんが始めた民泊で
自ら魚料理を振る舞うようになりました
自分で魚を捌き、
美味しく料理をする
少年の探究心は
魚の研究だけにとどまらず
どんどん発展していくのでした

「養殖を手段として

  世界の食料問題にイノベーションを起こす!」

 

そためには

 

まず知ること

 

ここからがスタートだと思っています

 

例えばですけど

これまでの常識では

世の中のお魚やさんが

「魚の売り場 & お買い場」だったものが

少年が育ってきたような

「魚の学び場」になったらどうだろう?

 

少年の志は

どんどん深く、そして高くなっていきます

その可能性はとどまることを知りません

 

 

最後に少年は語ります

 

人間のためだけに養殖するのは違うと思います

あくまで、養殖の目的は

地球のため、地球環境のため

 

養殖した魚を人間がたべるのも

ただお腹を満たすためではなく

 

魚の命を頂いた人間が

魚の分まで、地球のために働くこと

 

その考え方を持った上で

養殖の可能性をひらいていく必要がある

 

 

志を本物にするためには

まず知ること

そして知るだけでなく

行動してみること

人に会うこと、触ってみること、

試してみること、さらに調べてみること

 

行動すれば心が動く!

 

 

これが一番大切なんだよなあ

 

と、教えていただきました

 

これからも

この青年を応援していきたいと思います!

 

 

 

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<バックナンバー>

vol.186 自分で決めて、自分で責任をとる

vol.187 “いのち”はどうしたら輝くのか? 〜天川村より〜

vol.188 “いのちの輝き”シリーズ vol.1 「全ての命を大切にする」生き方

vol.189 選ぶことよりも選ばれることを

vol.190 ミラコラでクイズ大会をする理由

vol.191 なぜ大学に行くのか?お子さんにしっかり説明できますか?

vol.192 キャリア教育で大切なこと 〜心を動かすこと〜

vol.193 家系図から学ぶ自分のキャリア

vol.194 “自信をつける!?” 環境をつくること

vol.195 志って本当に必要なの?

vol.196 「志って永遠に残り続けるんだよなあ」ってお話

vol.197 “いのちの輝き”シリーズ vol.2 魚が好きすぎた少年の物語

 

 

 

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