桜おやこ道

長久手市文化の家・北側歩道。
春には桜が満開になる香流川沿いの道です。

息子が1才の頃に
長久手市に引っ越してきました。

息子をベビーカーに乗せて
この道に散歩に来て、
一緒に桜の花びらを
拾って遊びました。

息子が2才になり
電動自転車を買ってからは、
息子を前の椅子に乗せて
長久手市文化の家に音楽コンサートを
聴きに行ったり、
その先にある長久手市中央図書館へ
絵本を楽しみに行きました。

音楽や絵本に出会えるだけでも
ワクワクしていたけど、
この桜道がその気持ちを
もっとワクワクさせてくれました。

さらに息子が成長し、
自分で自転車に乗るようになると
この道を好んで走っていました。
車も通らないし、安心できたのでしょうね。

ベビーカーや電動自転車に
息子を乗せていた頃は、
ピッタリとくっついてこの桜を一緒に
見ていたけれど、

自分で自転車に乗るようになってからは、
ぐんぐんスピードを出して
私の前を走っていく息子。

その背中を見て
「本当に大きくなったなぁ」と
思いながら、この桜を見ていたものです。

ふんわりした気持ちにさせてくれる桜、
香流川を流れる水の音、
そこを優雅に泳いでいく鴨。

そしてそこには、
私の10年間の子育ての風景も
重なっています。

100年後に長久手に引っ越してきた
未来の新米ママたちにも、
この街で育っていく子どもたちにも、

この桜道に親子の時間を
重ねて過ごしてくれたら
いいなと思い、この写真を選びました。

そして、私に素敵な子育ての時間をくれた
息子にも「ありがとう」。

石原 恵子