夏の朝の出会い

息子が小学校に入学する年に長久手市の貸農園(たがやっせ)を借り、今年で早や5年になります。この写真は7月末の暑い日の朝にその畑で撮影したものです。

ちょうど曲がったキュウリの上で涼をとるかのごとく、居心地良さそうにすっぽり座った一匹のアマガエルに出会いました。汗をかきながら草取りと水やりをする私を横目に、この子は終始のんびりとくつろいでいました。夏の畑仕事はとても骨が折れますが、こうした出会いがあるのでとても心癒されます。

今こうした出会いの機会に恵まれているのは、これまで自然と共存して街を成長させてこられた先人のおかげです。その想いを受け継ぎ、これからの未来も私たち人間だけではなく、小さな生き物たちにとってもいつまでも居心地がいい素敵な街を守り続けていきたいと思います。

なおさん