共通カリキュラム〜2017年7月〜 【ミラコラ起業コース】
2017年7月度のミラコラ起業コース
「共通カリキュラム」も豪華な内容でした!
《ブログの目次》
◆ゲスト講師「中桐真理子」先生の二宮金次郎から学ぶ「報徳」
◆ゲスト講師「難波征男」先生が監修〜こども陽明学〜
ミラコラ起業コースでは、毎月第4日曜に
「共通カリキュラム」を行っています。
現在は、ミラコラ名古屋・ミラコラ大阪の2拠点で開催しています。
(ミラコラ起業コースの詳細は、コチラ )
《ミラコラキッズ7か条》
・私たちは、気持ちのよいあいさつをします
・私たちは、人が喜ぶことをします
・私たちは、やれる方法を考えます
・私たちは、プラスの言葉を使います
・私たちは、人、生き物、自然、物、すべてに感謝をします
・私たちは、自分に正直であります
・私たちは、一度決めたことは、最後まで諦めず、やり抜きます
中桐 万里子 先生
臨床教育家/リレイト 代表
中桐先生は、二宮金次郎の7代目子孫です。
京都大学にて臨床教育学という新たな学問領域を専攻し、
教員のコンサルタントや、親子が通うレッスンルームを開設されました。
また、二宮金次郎が唱えた「報徳」をテーマに、
全国各地で講演会や企業研修を行ったり、NPO法人ジュニアエコノミーカレッジの顧問も担当してきました。
そんな中桐先生が、なんとミラコラ大阪に来てくださいました!
中桐先生は、二宮金次郎が教えてくれた「報徳」を
こどもたちでもわかる言葉で、教えてくださいました。
人の字の成り立ちから、支え合って生きていくことの大切さ、面白さを伝えてくれました。
まとめとして
「感謝をパワーに、恩送り」することが大事ということ。
恩送りというのは、単なる恩返しだけで終わるのではなく、
受けた恩を、違う人にも渡していく、送っていくことです。
それがすなわち、報徳(徳に報いる生き方)です。
ミラコラも金次郎も
一歩を大事にして、諦めず、ベストを尽くすこと!
良心を大事にして、考え、決め、行動すること!
の大切さをこども達の心に打ち込んでくださいました。
ミラコラ名古屋(ミラコラ本部)には、
現代の陽明学の第一人者として世界的に活躍されている
難波征男先生が来てくださいました。
「陽明学」というは、江戸時代「心学」と呼ばれた学問です。
中江藤樹、佐藤一斎、吉田松陰、西郷隆盛、高杉晋作、桂小五郎、山田方谷
などを世に輩出したことで有名です。
昭和になると、松下幸之助や、稲盛和夫などにも
影響を与えたことで、広く知れ渡っています。
実際に大阪の平野にあった
「ナツさんのお話」を通して、陽明学を学びました。
ある時、日本中で
不作やイナゴの大量発生などが原因で大飢饉が起こりました。
ご飯を食べられず、死んでしまう人もたくさんいたそうです。
そんな中、とある町にすむ「ナツさん」は自分が貧しいにも関わらず
笑顔で全財産を募金しました。
それに感動したその町の人々は、ナツさんの想いに触れて、
「自分たちにも出来ることを!」と募金をはじめました。
以降、その町は災害があっても死者がいない
「助け合いの町」として有名になったそうです。
もし自分がナツさんだったら、どんな気持ちだろう?
自分が現代のナツさんなら、何をするかなぁ?
いろんなことを考えさせられました。
こども達の良心は、どんどんと開いていき・・・
どんどん集中していき、自分の想いを書き、発表していました!
「自分のことを言う」ことに対して、
なぜか抵抗があって・・・
恥ずかしがって「大事な時に限って、何も話せない」という
こどもが多い気がしています。
ミラコラのこどもたちも、まだまだそんなところがあります。
だけど、相手のことなら
なぜか話しやすかったりします。
客観的に見れるからですね。
「他己紹介」をするためにも
まずは相手のことをよく聞き取ることが大切です。
そんな時間を過ごしていたら、
気づかないうちに笑顔が増えてきて・・・
仮にあまり話したことがない人でも、仲良くなれるものです。
ミラコラでは、自分の意見をマイクをもち、相手に向かって発信してもらうことに挑戦しています。
自分や友達の意見に自信や、誇りをもち、発表することで、
自然と普段身につかないような能力が付いてきます。
「社会をよくしていく事業」をやっている会社の社長さんたちから
日々、いろんなことを学んでいるミラコラキッズたち。
これからは、大人になるにつれて
開発する立場、広げていく立場になっていかないといけません。
どんどんパワーアップして、
恥ずかしい!→楽しい!に変換していける人になっていきましょう!
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