【ミラコラ泉南】7月 共通カリキュラム③ 〜二宮金次郎からの学び〜
こんにちは!
小学生から始めるキャリア塾「ミラコラ 」泉南ファシリテーター
キャリアコンサルタントの松尾です!
7月のミラコラ泉南共通カリキュラムの様子をお届けします
午前中のプログラム後半です!
後半のプログラムでは、5月の共通カリキュラムで学んだ
「二宮金次郎から学ぶ」のパート2です
キッズたちの通う小学校にも銅像のある
二宮金次郎(二宮尊徳)
その生き方から未来を作る力を学ぼう!
今日はゲーム形式で楽しみながら学んでいきますよ〜
時は江戸時代
飢饉(ききん)で苦しんでいた時代
母が病気でお金に苦しんでいたお手伝いさんは
金次郎に相談にいきました
金次郎はどう対応したでしょうか?
キッズたちは
・Bやね!AやCだとキリがないよ!
という意見が多かったですが…答えは
B お金をかせげる方法をアドバイスした
でした!
金次郎の言葉でこんなものがあります
今困っている人を単純に助けても結局また繰り返すだけ
本当の意味で助けるということは相手の自立を促すこと
目先のことではなく将来的な幸せを追求することが大切
ということなんですね〜
武士である服部家を救った
農民「二宮金次郎」
お殿様は
金次郎に期待をかけ
さらなる活躍の場を与ようとした
ところが、
農民である金次郎の登用に
反対する武士も多く
ちょっとやそっとの活躍では武士たちは納得しない
そう思ったお殿様は
金次郎に敢えての「試練」を用意したのでした
その試練とは?
荒くれ者がのさばる
「桜町領」の立て直し
あまりの荒れっぷりに
武士ですらも近寄りたくないという桜町
さあ、みんなならどうするかな?
キッズたちは Aが多かったですが…さてさて?
金次郎はどうしたのか?
まず金次郎が行ったのは
A 一人ひとりと対話をし、協力をしてもらう
これをやろうとしたんです
ところが!
金次郎がどれだけ説得しても
誰も話を聞いてくれない・・・
それでも諦めずに
なんどもなんども住民を説得しようとする金次郎
8年かかってもなんの成果も得ることができませんでした。。。そして
金次郎はとうとう
逃げ出してしまったのでした
えーーー?
金次郎逃げたの???
ということは
C 逃げる
が正解?
逃げた金次郎は
成田山のお寺にこもり
21日間の断食と坐禅をし始めました
おーーーー
ということは
D しこたま坐禅
も正解?
坐禅をしていた金次郎は
不動明王様に心の中で相談をしました
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お不動様
なぜ村人たちは私についてきてくれないのでしょう?
あれだけ必死になって
助けてやろうとしているのに・・・
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すると
不動明王様から声が聞こえてきたのでした
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助けてやるだと?
お前はいつからそんなにえらくなったのだ?
お前のこれまでの仕事は
自分がえらくなるためのものだったのか?
貧しさに苦しむものたちが
そんなお前についてくると思うか?
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この気づきで
金次郎は目を覚ましたのでした。
自分はなんて傲慢(ごうまん)だったんだ・・・
知らず知らずのうちに
人々を説得しようとしていたのかもしれない
もう一度、桜町へ戻った金次郎は
それはそれは謙虚に、丁寧に、
一人ひとりと対話をし始めました。
金次郎の中に
「助けてやる」という言葉は無くなりました
一緒に、桜町を良くしていきましょう
私も頑張ります
みんなで一緒にやりましょう
ミラコラでも大切にしている
「ために」ではなく「ともに」
と同じですよね
この気づきを得た金次郎は
みるみる内に「荒くれ者」たちの心を動かし
2年で桜町の立て直しに成功しました。
泉南のキッズたちは
金次郎のエピソードから
・相手を変えようとしても変わらないよね
・相手より自分が変わることが大事だよ
・相手を思うこと、相手がどう思っているか知ること
が大切だな〜と感じてくれたようです
キッズたちの学びです!
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