【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.11 】徹底的に観察すると「子どもの輝き」が見えてくる
こんにちは!
小学生が「生きる力」を身につける「ミラコラキャリア塾」
代表の山田です
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【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.11】
徹底的に観察すると「子どもの輝き」が見えてくる
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ミラコラでは
とにかく子どもたちの一挙手一投足を
「観察」することを大切にしています。
「観察する」とはどういうことか?
それは「小さな変化を見つける」ということ。
・相手の表情の変化
・言動の変化
・細かい仕草の変化
・目線の動き
などなど、よ〜く観察すると
こういった小さな変化に気づくことができます。
小さな変化に気づくことで
こどもの「一瞬の輝き」を見つけることができるわけです。
ある事例をご紹介します。
「この子は本当に集中力がなくて・・・」
と嘆いているお母さんがいました。
面談している最中に
その子が鉛筆をいじり始めたのです。
お母さんはすかさず
「◯◯!ちょっと聞いてるの?」
「◯◯ー!聞きなさい!」
と叱るも、
その子は話を聞こうとせず
ずっと鉛筆をいじり続ける。
「ね、いつもこんな感じなんですよ。
本当に集中力がなくて・・・」
とお母さんは言うわけです。
私はその様子をずっと観察をしていました。
すると・・・
ただ話を聞きたくなかったのではなく
何種類もの鉛筆の模様を確かめ
鉛筆の模様を揃えている様子でした。
いやいや、お母さん!
逆ですよ!
この子は逆にものすごい集中力の持ち主ですよ!
今、この子は
鉛筆の模様を揃えることに興味が湧いて
そこに没頭しているんです。
だから、お母さんの声すら聞こえてないと思いますよ。
それくらい鉛筆に集中してるんですよ。
逆に、すごい集中力じゃないですか!
とお伝えすると
お母さんも納得され、
こう答えました。
確かにそうですね。
いつも何かに没頭すると私の声は全く聞かないんです。
私の声が聞こえないくらいに集中してるってことなんですね。
そう思うと、
逆にすごいかも知れませんね〜
このように
自分の思い通りにしようとしてしまうと
「固定概念」という色眼鏡で子どもを見てしまう。
色眼鏡で見ると
「真実」を見落としてしまう。
色眼鏡を外して
しっかりと子どもの様子を「観察」すること
「観察」すると
子どもの「輝く瞬間」を見つけることができます。
その輝きは
ほんの一瞬!
色眼鏡をかけてる暇などありませんよ
子どもたちと一緒に育んでいる
現実をよく観る力
私たち大人にこそ必要な力でもあるわけです。
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