【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.7 】 啐啄同機(そったくどうき)から学ぶ「こどもとの接し方」
こんにちは
小学生からはじめるミラコラキャリア塾
代表の山田です
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【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.7 】
啐啄同機(そったくどうき)から学ぶ「こどもとの接し方」
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このコラムは
「普段のキャリア塾にて”ミラコラが大切にしていること”」を
みなさんに共有し
ご家庭での実践のご参考にしていただくためのものです。
一緒に学び合っていきましょう!
テレビなどで雛が生まれるシーンを見ることはありますか?
なんと雛は内側から殻をつついて出る準備ができたことを
親鳥に知らせて、そのタイミングに合わせて親鳥が
外から殻を叩き割ります。
「啐啄同機(そったくどうき)」
啐(そつ):雛鳥が卵の殻を内側からつつくこと
啄(たく):親鳥が卵の殻を外側からつつくこと
啐(そつ)と啄(たく)が同時にぴったりあった時に、雛鳥が卵から生まれることができる。
雛鳥が内側からつつくだけでは殻は破れず。途中で諦めてしまう
親鳥が焦って外側からつつきまくって無理やり殻を破っても
まだ雛鳥は卵の外に出られる状態に成長できていない
親と子の関係
にも当てはまりますよね
こどもがせっかくチャレンジしようとしていても
親が「無関心」であれば学びも少なくなる
逆に親が焦って先回りしあれこれと手を出しすぎると
こどもの主体性や自主性が閉ざされていく
子育てには
絶妙なタイミングとバランスが大切ということ
ミラコラで大切にしている考え方は
大人が子どもに教える
大人が子どもに成長に機会や経験の場をつくってあげる
という一方通行ではなく
子ども:大人から成長する機会をもらう
大人:こどもから成長する機会をもらう
「子ども」も「大人」も
共に学び合い、
共にチャレンジし、
共に失敗し、
共に葛藤し、
共に成長しあい、
共に生み出す
「子ども」も「大人」も対等
「子どもだけが成長する」
よりも
「大人も一緒に成長しようとする姿を見せること」
この方が
子どもの成長にも拍車がかかるわけです
さてさて!
「家庭でも実践できるミラコラ的キャリア教育のススメ」
まとめますと!
こどもが殻を破るには
絶妙なタイミングがある
そこをしっかり観察しながら
親が応答すること
「子どもだけが成長する」
よりも
「大人も一緒に成長しようとする姿を見せること」
これが一番の近道だと思っています
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<バックナンバー>
vol.1 こどもへの問いかけ 〜どこに着目するのか?〜
vol.2 重要感を持たせる
vol.3 ミラコラ的キャリア教育ってなんなのさ?
vol.4 「気づくチカラ」を育むこと①
vol.5 「気づくチカラ」を育むこと②
vol.6 こどもの言動を信じない