【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ】こどもへの問いかけ 〜どこに着眼するのか?〜
20年に渡る人材育成の経験を踏まえて
ミラコラで意識をしている
「こどもへのアプローチ」
社会人向け研修事業で意識をしている
「社会人へのアプローチ」
「人が育つ」ことに関して
どちらも共通するポイントがあります。
それは
フィードバックをする際に、どこに着目するのか?
ということ
よく、
私は褒めるが苦手
私は叱るのが苦手
と悩む人がいます。
わたし的には、褒めるとか、叱るとか、そういったことよりも
重要なことがあると思っています。
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事例 こどもがピアノを弾いているシーン
親 : わ〜!上手に弾けるようになったね〜!
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この褒め方
一時的にはお子さんは褒められて嬉しいことでしょう
もちろん順調に成長していくケースもあると思いますし
そうなってほしい
ところが将来を見据えると
少し懸念されることがあります。
それは
お子さんが
「上手に弾ける」ことを目的としてしまう恐れです。
言い換えると
「上手に弾くこと」への囚われ
しかも
「上手に弾ける」=「親から褒められる」
という認識になるともっと怖い
もちろんピアノなので
どんどんレベルの高い曲にチャレンジをしていくことになるはず。
しかしながら人間どこかで必ず限界がきます
そうなると
どうしても「上手に弾けない」
時がきますよね。。。
そうなると
一気にモチベーションが下がってしまう。。。
結果に着目すること
プロセスに着目すること
このバランスが大切。
勘違いをしていただきたくないことは
「結果に着目することがダメ」
と言っているわけではありません
結果:プロセス
のバランスが大切ということ
ちなみにミラコラでは
うーん、あくまでざっくりとですが
結果:プロセス = 2:8
くらいの割合でフィードバックをしています
そうすることで
楽しくひくことへの喜び
自分の変化に気づく楽しさ
ここに意識を向けることで
「結果」だったり「褒められる」という
外発的動機づけ
から
「楽しい」「もっと工夫したい」という
内発的動機づけ
に変わっていきます
もうそうなりますとね
「褒める」とか「叱る」とか
そういった次元とは別の次元になってくるわけです。
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事例 こどもがピアノを弾いているシーン
なんか最近楽しそうに弾いてるね〜
なんだか僕も楽しくなってきた^^
いや〜、聞いてて心が安らぐわ〜
ありがとう〜
お!なぜ今その曲選んだの?
なるほどな〜!そういう理由でその曲選んだんだ〜
この曲、僕も気に入ったわ!
あ、最近、弾き方工夫した?
へー!その工夫ナイスアイデアだね〜!
なるほど〜
悔しいって気持ちなんだね〜
いやいやでもその悔しいって気持ち大切だと思うよ
人間、悔しいって気持ちがなくなったら終わりだもんね〜
悔しいって思えるあなたステキだわ
僕も見習うわ。
悔しいって思えるくらい頑張るわ!
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ミラコラではだいたい
このようなフィードバックをしています^^
だから
成長する楽しさ
変化に気づく楽しさ
みんなのお役立ちをする楽しさ
が育まれていくのかな?
まー、とにかくみんな楽しそうにしてます^^
論語でもこういった言葉があります
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子曰く、これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。
これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。
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