代表ブログ

2019712

ありがとう、ごめんなさい、いただきます 〜こころざしムービーの撮影より〜

さて、次回のこころざしムービーの撮影をしてきました!

 

今回は、ミラコラ史上初の

広島の企業さんです!

 

ミラコラ広島のパートナー企業でいつもお世話になっている

株式会社ヒロツクさんです。

株式会社ヒロツク

 

創業80年の老舗企業。

佃煮を中心に事業展開をされている会社です。

中国地方の方なら一度はCMを見たことがるのではないでしょうか?

 

そんな竹本社長は4代目の社長。

まだ35歳の若さなのですが、

その考え方はとても深く、

経営のみならず生き方を哲学をされている!

 

さんつね の三上さんからもお話はお聞きしていましたが、

今年は、海藻類が稀にみる不作だそうで・・・。

もずくは壊滅的。

ヒロツクさんの中心である昆布やひじきもなかなか大変だそうで・・・。

 

しかしながら、

創業80年も続いてきたヒロツクさんなら

このような悪条件をきっと乗り越えていくことでしょう。

 

詳しくは、

「こころざしムービー」をご覧いただくとして^^

 

取材をさせていただいて

本当に素晴らしい会社でした!

働いている社員さんたちは幸せだと思います。

 

特に、竹本社長のお人柄が素晴らしい!

 

まさに上から下(トップダウン)ではなく

下から上の経営(ボトムアップ)をされていること

 

一企業だけの発展ではなく、

会社を超えて、業界を超えて、公共幸福経営をされていること

 

何よりも

社長ご自身が誰よりも

感謝の心を持ち、そして謙虚で、愛あふれた人格者であること。

 

なぜ、このような竹本社長が誕生したのか?

 

それは、

祖父である2代目経営者の影響

が大きいと私は感じました。

 

おじいさんは、

一言でいうと「愛」の人

それが生き過ぎて

人から騙されたりしたこともしばしばあったとか・・・

でもおじいさまは、

そんな騙した人ですらも、

「あいつは、今頃どうしてるかな?大丈夫かな?」

と心配をしていたらしく。

 

初めから悪いことをしようとする人はいない
罪を憎んで人を憎まず
これがおじいさまの口癖だったそうです。
私はマザーテレサの言葉を思い出しました。
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人はしばしば

不合理で、非論理的で、自己中心的です。

それでも許しなさい。

 

人にやさしくすると、

人はあなたに何か隠された動機があるはずだ、

と非難するかもしれません。

それでも人にやさしくしなさい。

 

成功をすると、

不実な友と、

本当の敵を得てしまうことでしょう。

それでも成功しなさい。

 

正直で誠実であれば、

人はあなたをだますかもしれません。

それでも正直に誠実でいなさい。

 

歳月を費やして作り上げたものが、

一晩で壊されてしまうことになるかもしれません。

それでも作り続けなさい。

 

心を穏やかにし幸福を見つけると、

妬まれるかもしれません。

それでも幸福でいなさい。

 

今日善い行いをしても、

次の日には忘れられるでしょう。

それでも善を行いを続けなさい。

 

持っている一番いいものを分け与えても、

決して十分ではないでしょう。

それでも一番いいものを分け与えなさい。

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おじいさまはこのマザーテレサのような考え方を

まさに実践されて生きてこられた方。

 

このおじいさまと

こどもの頃からずっと過ごしていた竹本少年。

 

竹本社長が今の人格者になったのもうなづけます。

 

 

ヒロツクさんが

80年続けてきたのは、

佃煮を生み出してきたのではなく、

この「想い」を後世に残してきた

のだと思います。

 

 

竹本社長の志は

 

「ありがとう」「ごめんなさい」「いただきます」を

素直に言える社会を作ること

 

この志をきいて私はこう深掘りして見ました。

 

「ありがとう」は感謝の心

これは特に説明はいらないと思います。

 

「ごめんなさい」は謙虚かつ向上の心

本当のごめんなさいとは、単なる反省ではなく、

過ちを謙虚に受け入れ、

過ちを改善しより向上していこうという受取直しの精神

 

「いただきます」は愛の心

感謝や謙虚を超えて、

全てを「おかげさま」に変えみんなし幸せを願う心

「みんなの幸せが私の幸せ」という究極の愛の心

 

こう思うと、

さらにワクワクが止まらない私がいました。

 

「佃煮の事業」と「食育」を分けて考えるのではなく。

「事業」と「社会貢献」を分けて考えるのではなく。

 

佃煮を手段として

この「ありがとう」「ごめんなさい」「いただきます」

の精神を伝えていくことができるのではないか?

 

まず、

「ありがとう」

昆布などの海藻は、

海の仕事であり、命を落としてでも漁をしてくれている人たちがいるらしい。

そうった物語を伝えることで

感謝の心を伝えることができるのではないか?

 

「ごめんなさい」

そもそもなぜ佃煮ができたのか?

これは、遠くの方にも感謝を伝えたくて、

ただ、生の昆布だとすぐに腐ってしまう。

だから塩漬けにして佃煮という技術が生まれたらしい。

どうしたらもっと良くなるだろう?

どうしたらもっと改善できるだろう?

そのためには、

今ある自分を見つめ直し、

足らざるに気づいてそれをコツコツ改めていくしかない。

感謝を伝えるために

謙虚に考え抜き行動し、

自分たちを成長させ、

佃煮は誕生した。

実は、「ごめんなさい」とは

より良く成長していくための向上心なのではないか?

だから、

「ごめんなさい」と口だけ言って行動を変えないのは

本当のごめんなさいではない。

真の「ごめんなさい」はすぐに行動が変わる。

 

「いただきます」

これはね、全てのものや事に感謝をし、

感謝にとどまらず、全てを「おかげさま」に変え、

受取直して、自分の成長やみんなの幸せを考えて行動を起こす。

みなさん?

それくらいに愛を込めて「いただきます」と言っていますか?

 

このような感じで、

佃煮を通した食育の物語を作って行けば。

佃煮を超えて、業界を超えて、地域を超えて

より良い社会を生み出すことができる!

 

さんつね の三上さん!

利州の上田さん!

「いただきます」を通して社会を幸せにするプロジェクトに

心強い仲間が見つかりましたよ!

 

 

ミラコラが全国に広がれば、

全国のこころざしの高い企業がチームとなり、

そこにこころざしの高いミラコラキッズが加わり、

そしてこころざしの高いお母さんが加わる。

 

かなり面白い社会になるはずです!

 

 

ということで、

こころざしムービーの撮影を機に、

勝手にワクワクが止まらなかった山田でした^^

 

ヒロツクの竹本社長

そして、ご紹介いただいたミラコラ広島の豊永さん

 

心から感謝します。ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

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