代表ブログ

2019629

叱る?ほめる?どちらか?というよりも、本来性に問いかけること

某企業様のサブリーダー研修より

テーマは「部下育成」

 

叱り方、ほめ方にとっても興味がある様子

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厳しく叱れば分かってくれると思っていたのですが・・・

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何回言ってもミスが治らない部下がいます。

叱ると「わかりました」と言います。

復唱させても頭では分かっている様子。

でも本番になるとミスをしてしまうのです。

どうしたらよいでしょうか?

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年上の部下に対してどうコミュニケーションをとったらいいかわかりません。

敬意は払ってはいるのですが、

サボったりするシーンを見ると厳しく言いたくなります。

どうしたら良いでしょうか?

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叱り方の本や、テキストなどを読むと、

 

「叱る」と「怒る」は違いますよ

怒る:自分本位 → 自分の感情をただぶつける

叱る:相手本位 → 相手の感情を察する

厳しく叱責することが叱ることではない

穏やかな口調で、論理的にフィードバックするだけで叱る事になる。

そもそも相手が不快になるような叱り方はよくない

本当に叱るとは、相手が「快」になること。

よし!明日から頑張ろう!と思える叱り方をすべき

 

などと書いてあったりします。

 

もちろん、私もその通りだなあと思いますし、

私もわりとこういった叱り方をします^^

 

というか、私はね、

相手に合わせて対応を変えています

以下のような分類わけもできますしね^^

私は、どちらかというと、

「暗示」「助言」が9割。「注意」が1割。

「叱責」はほぼないかな(笑)

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あとはこんなのもあります!

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こんなものもあります^^

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でもね、でもね、

 

これらは全て

一つの「手段」にすぎません。

 

うまくいく場合もあれば、

状況によってはうまくいかないこともあるし、

逆効果になることもあったりします。

 

 

だってね、だってね、

相手の性格も違えば、相手の状況も違う。

ましてや自分のタイプもある。

 

こういったノウハウ本を書いた人は、

著者の「人柄」があってこそのノウハウである

ということを忘れてはいけません。

 

優しく諭すことが得意な人もいれば、

厳しく指摘をするのが得意な人もいます。

 

 

私は研修ではいつもこう伝えます。

 

 

こういったノウハウはあくまで一つの手段ですからね。

鵜呑みにしちゃだめですよ。

心がこもってないのに、テクニックに走ると相手にバレますよ。

すごいと思ってないのに、「すごいねー」って言っても

相手に何も響きませんからね。

 

ノウハウはあくまで参考程度。

 

一番理想なのは、

一人ひとりがその人なりのノウハウ本を書き上げること!

一人ひとりが自身の教育哲学をつくりあげること!

 

そして、

叱るとか、怒るとか、ほめるとか、

そんなことよりももっと大切なのは

 

自分自身が本来性(公共心)で接しているかどうか?

相手の本来性(公共心)に問いかけているかどうか?

 

ここが一番大切であると。

 

 

部下育成も子育ても同じだと思います。

 

 

感情的に怒るな!

と言われたりする風潮がありますが、

 

時には、「感情的に怒る」ありのままの姿を見せた方が

本気度が伝わることもあります。

 

ガミガミ言うな

という風潮がありますが、

そこに愛があるからガミガミ言うわけでしょ?

その子が大人になった時に初めて

親の気持ちがわかります。

「あー、お母さんがガミガミ言ってたのって

子どもへの愛情表現だったんだなあ」って。

 

 

ただ、バランスは大切

 

毎日のように感情的に怒っていては

相手も怯えるだけでしょうし、

毎日のようにガミガミ言い続ければ、

相手は逃げることしか考えないでしょう。

 

普段は穏やかな人が

時に感情的になれば重要感が増すかもしれません。

 

大切なのはバランス

 

そして、それ以上に、大切なのは

叱ったあとのフォロー

叱るべきか?ほめるべきか?

叱るか?怒るか?よりも

そのあとのフォローで全てが変わります。

 

経営の神様と呼ばれた

松下幸之助さんは、

「フォローの達人だった」と言われています。

 

部下に対して

時には「人格否定」?と思われるほどの

叱責をしたりするそうです。

でも、そのあとは必ず、暖かいフォローをいれたそうです。

期待をかけたり。重要感を伝えたり。

労ったり。第3者からもフォローを入れてもらったり。

松下幸之助さんから叱られそしてフォローを受けた部下は

みな「よし!明日からもっと頑張ろう!」と

モチベーションを高めていったと聞きました。

 

ちょうどこんな記事を見つけました。

部下を叱るときに、「策をもって叱るな」

松下幸之助さんのお人柄が伺えます。

 

 

松下幸之助さんはまさしく

自分自身が本来性(公共心)で接しているかどうか?

相手の本来性(公共心)に問いかけているかどうか?

これを実践されていたのだろうと伺えます。

 

 

叱るべきか?怒るべきか?ほめるべきか?

どんな声かけをすれば良いのか?

どう対応をすれば良いのか?

 

その答えは

自分自身の本来性(公共心)が知っている

 

迷った時は、

自分自身の本来性(公共心)に耳を傾けてみる

 

ここが一番大事!

 

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