【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.249】情動の育み方 〜雑草からの学び〜
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【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.249】
情動の育み方
〜雑草からの学び〜
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みなさん、こんにちは
ミラコラ山田です
ミラコラキャリア塾では
「3つの土台」と「7つの力」
を育んでいます
今日はその中でも、
子どもの未来を根っこから支える
「3つの土台」についてお伝えしたいと思います。

3つの土台とは「心を育む」ことです
学力やスキルの前に、
まず“土”を耕す。
この土が豊かであればあるほど、
その上に育つ力は大きく、強くなります。
① 内発性
内からわき起こる自然な感覚。
「やらされる」ではなく「やりたい」という気持ち。
矢印を外に向けるのではなく、
自分の内側に向けること。
自分は何を大切にしたいのか。
どんな在り方を望んでいるのか。
自分の理念(大切にしたい価値観)を明確にすることが、
内発性を育てます。
② 公共心
自分も、相手も受け入れ、
「みんなで幸せになろう」とする心。
損得勘定ではなく、
分け隔てのないまなざし。
自分の志(心の目指す方向)を明確にし、
それを社会とつなげていく感覚。
ここに、
本当の自己効力感が育ちます。
③ 情動
心が動くこと。
そして、その心が行動へとつながること。
感動、悔しさ、喜び、葛藤。
それらすべてが、前に進む原動力になります。
情動は、
目標達成意欲の源泉。
知識だけでは人は動きません。
心が動いたとき、人は本気になります。
ここからは、あるミラコラキッズのお話です。
先日、里山こども保育園に
みんなで花壇をつくろう、というプロジェクトが始まりました。
「きれいなお花を植えよう!」
子どもたちは張り切っています。
まずは花を植えるために、
生えている雑草を抜くところから。
そのときです。
ひとりのキッズが、ぽつりと言いました。
「なんか……雑草、かわいそうじゃない?」
その場の空気が、一瞬止まりました。
「だって、ここに一生懸命生えてるのに。」
誰かが言いました。
「でも、雑草って、いらない草でしょ?」
そこで大人が伝えました。
「雑草ってね、“人間にとって都合が悪い草”っていう意味なんだよ。」
すると、その子はさらに考え込みました。
「え? それって、人間の勝手じゃない?」
そして出てきた言葉が、これです。
「だったら、雑草を育てたらいいやん。」
その日から、その子は
抜いた雑草をプランターに植え替え、
大切に育て始めました。
この出来事の中に、
実は「3つの土台」がすべて表れています。
■ 内発性
誰かに言われたからではなく、
自分の中から湧き上がった違和感。
■ 公共心
「花壇をきれいにする」よりも、
目の前の命に心を向けたまなざし。
■ 情動
「かわいそう」という心の動きが、
実際の行動へとつながったこと。
3つの土台は、
教え込むものではありません。
生まれた瞬間から、
子どもたちはすでに持っています。
ただし――
それが表に出てくるためには、
「環境からの応答」が必要です。
問いがあること。
対話があること。
違和感を否定されない空気があること。
ミラコラは、
この3つの土台が自然に芽を出すように
刺激を与える場所です。
そして――
あるキッズから出てきた
その小さな芽は、
まわりの子どもたちを刺激し、
大人の心をも刺激します。
さらにそこに、大人が問いを立てる。
「命って何だろう?」
「人間の都合って何だろう?」
「共に生きるってどういうことだろう?」
そうやって、
子どもも大人も、共に育っていく。
これこそが、
ミラコラの目指す“共働の学び”です。
