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20251011

【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.235】“心で働く”とは何か? 〜AI時代の『自分らしさ』の磨き方〜

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【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.235

  “心で働く”とは何か? 〜AI時代の『自分らしさ』の磨き方〜

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みなさん、こんにちは

ミラコラ山田です

 

前回のテーマでは、

「AIに依存するのか?AIを使いこなすのか?」

という問いを通して、

AI時代に求められる“心で働く力”について考えてみました

 

今回は、その続きです^^

 

“心で働く”とは、いったい何を意味するのか?

そして、どうすれば子どもたちがその力を育めるのか?

 

それは、AI時代という「便利な世界」の中で、

人間らしさをどう保つか?という問いでもあります。

 

 

 

 

使い手の心でAIの応答も変わる

 

生成AIは、人間のように“感情”を持っているわけではありません。

でも、「対話の文脈」と「相手の表現パターン」をもとに、

“使う人に合わせた応答”を学習的に最適化する仕組みを持っているそうです

 

つまり、

“ 使う人 ” の性格に合わせて、AIも性格が変わる

らしく😳

 

 

たとえば

  • 使う人が論理的でデータ重視の話し方をする
     → AIは統計・分析・数値・事実ベースで応答を構成する

  • 使う人が共感的で、感情的な言葉を多く使う
     → AIは温かみのあるトーンで、共感・ストーリー中心の応答を返す

 

つまり、AIは使う人の言葉遣い・テンポ・質問の仕方から

「使う人の世界観」を感じ取って、それに調和するように返している

 

まじか〜

AI すごいな〜

 

 

AIは「使う人の心のあり方」を映す鏡

 

面白いのはここからです。

 

AIが優しく感じるのは、

実は「AIが優しい」のではなく、

使う人自身が“優しさ”という入力信号を送っているから

 

たとえば、AIに「今日の献立」を聞いたとき。

優しい人は「家族が喜ぶメニュー」をAIに尋ね、

効率重視の人は「時短で簡単なメニュー」を尋ねる。

 

同じAIでも、返ってくる答えはまったく違うとのこと!

 

AIは、使う人の言葉を鏡のように反射して、

その温度に合わせて語りかけるんですって(驚)

 

だから・・・

温かい人の前では温かく、

冷たい人の前では冷たく、

深く問いかける人の前では深くなる

 

 

言い換えれば、

AIは「使う人の心のあり方」を映す鏡!

とも言えるのかもしれません

 

 

えーーー

これ、結構すごいなあ〜

 

AIは“人を変える道具”ではなく、

“人の心を映し出す道具” になっていくってことか!

 

そうなると・・・

 

もし、怒りや競争心でAIを使えば、

それを助長するようなアウトプットが返ってくる

 

でも、感謝・探究・愛情をもってAIに問いかけると、

まるで「共創する仲間」のように、

想像を超える発想をくれる

 

だからこそ!

 

AIを使うための「心」を育まないと、

気づいた時には手遅れになってしまうかもしれない・・・

 

改めて、

AI時代に求められる“心で働く力”って

とっても大切になってくると思いませんか?

 

「心で働く」とは、“恩返し × 創造 × 共感”

 

AIの登場によって、「効率よく働く」ことは

もはや人間の特権ではなくなりました。

 

これからの社会で本当に必要とされるのは、

「頭」で働く人ではなく、「心」で働く人」

だと思っています

 

この“心で働く”を、3つの力でまとめてみました

 

① 恩返し

自分がここに生きていること、誰かに支えられていることへの感謝。

「いただきますの心」で言えば、食材や自然、人の手間…

“誰かのいのちや時間をいただいて生きている”という感覚。

 

だからこそ

「その恩に報いたい」

「誰かの役に立ちたい」

 

という気持ちが、

“心で働く”エネルギーの最初のきっかけになります。

 

 

② 創造

恩返しの心を“行動”に変えるには、創造力が必要です。

これは「編集力」とも言えるかもしれません

 

たとえば、AIが「答え」を出すなら、

人間は「問い」を生み出す

 

AIが「便利」を提供するなら、

人間は「幸せ」をデザインする

 

AIが「データ」を扱うなら、

人間は「いのち」を扱う

 

創造とは、技術を超えて、“想いを形に編集する力”です。

 

 

③ 共感

最後に、“心で働く”ための一番の源泉

それは「人の痛みを感じられる力」

どんなにAIが進化しても、

人の涙や喜びを“感じる”ことは、人間にしかできません。

共感があるから、思いやりが生まれ、

思いやりがあるから、社会は優しくなる。

 

どんなにAIが進化しても、

人の涙の理由を感じ取ることは、人間にしかできません。

共感があるから、思いやりが生まれ、

思いやりがあるから、社会は優しくなる。

これこそが、“心で働く”ということなんです。

 

 

 

「志」は、頭で立てるものではなく、心で育てるもの

 

AI時代のキャリア教育では、

“正解を見つけること”よりも、

“自分の心が震えること”を見つける方が大切です。

 

志(こころざし)は、考えて出すものではなく、

感じて、動いて、磨かれていくもの。

 

 

働くとは「ただお金を稼ぐこと」ではなく、

「恩返し」をしながら、

世界をより良くしていく“心の実践”です。

 

 

 

家庭でできる!“心で働く力”を育む3つの習慣

 

 

① 「ありがとう」を深める会話をする

食卓で「このごはんの向こうに、どんな人がいるかな?」と話してみる

 

② 「誰かを喜ばせる実験」をしてみる

小さなプレゼントやお手伝いを通じて、

「相手が喜んだ時、自分の心はどう感じるか」を観察する

 

③ 「なんで?」を大切にする

AIが出した答えをそのまま受け取るのではなく、

「なんでそう思う?」「自分だったらどう考える?」と問いを重ねていく。

 

 

 

AIと共に生きる未来で、

子どもたちが “心で働く” 人になれるように。

 

そのためにも!

まずは私たち大人が「心で働く背中」を見せたいですね。

 

 

 

 

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vol.227 ”夢の家コンクール”で人生(生き方)が変わった!?お話し

vol.228 大阪万博に行ってきました! 〜人工心臓は “ いのち ” なのか?〜

vol.229 将来ビジョンを描くと “テストの成績”が上がる!?

vol.230 二宮金次郎に学ぶ!子どもの未来とキャリア教育

vol.231 ミラコラ卒業生のキャリア中間報告 〜小学生の頃の“志の種”は、今どう育っている?〜

vol.232 「人から頼られる」人になるには?

vol.233 「いただきますの心」は、究極のキャリア教育の真髄

vol.234 AIに依存するのか?AIを使いこなすのか?

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