【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.226】「とざす生き方」と「ひらく生き方」vol.3
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【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.226】
「とざす生き方」と「ひらく生き方」vol.3
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みなさん、こんにちは
ミラコラ山田です
今日は
「とざす生き方」と「ひらく生き方」
シリーズ第3弾!
をお送りしたいと思います
前回のブログで
「W:ひらく」が良くて
「A:とざす」がダメ
という話ではないことをお伝えしました
Aが悪者じゃない?としたら
じゃあ何者なんだろう?
今日はそんな問いから考えていきたいと思います
想像してみてください
この世の中に「悪」がまったくなくなった世界があったとしたら
・環境問題も何もない
・少子化問題もない
・過疎化の問題もない
・食糧危機の問題もない
・差別の問題もない
・いじめの問題もない
・貧困な人もいない
・病気で困る人もいない
おおっ!
なんて素晴らしい世界なんでしょう!
と、思いますよね
でも、本当にそんな社会が成り立つのでしょうか?
病気もしないということは
人間がどんどん高齢化していくわけなので
人口がどんどん増えていきますよね
人口が増えていくとどうなるでしょう?
当然地球の資源をたくさん使うわけで・・・
必ず地球の環境が破壊されていくわけです
それなら
新しい命を生まなければいい
うーん、そんな社会楽しいですかね???
成長しない社会
未来が生まれない社会
それって本当に「いい世界」と言えるのでしょうか?
ここまでで
「悪」がない世界=理想の世界
ではないかもしれない
一見、「悪のない世界」は理想のように思えるかもしれません
誰も傷づかず、困らず、争わず、苦しまない世界
でも・・・
「悪がない世界」=「問題が何も起こらない世界」
だとしたら
そこには
「成長」や「気づき」のチャンス(機会)も失われてしまう気がします
たとえば
・病気があるから「健康の大切さ」に気づける
・貧困があるから「分かち合い」「助け合い」がうまれる
・差別やいじめの痛みがあるから「優しさ」や「正義」を学べる
つまり
「悪」や「困難」があるからこそ
人は深く考え、行動し、
より良い社会を目指そうとする
のではないでしょうか?
そう!
つまり
A(とざす)があるからこそ
W(ひらく)がうまれるということなのです
もちろん
「悪」を放置していいものではありません
ただし、
「悪をなくすこと」「悪を排除すること」が
目的になるのではなく
「悪」をきっかけとして
どんな「善」を生み出せるか?
この問いに向き合うことこそが
一番大切なことなんだと思います
「悪がない世界」ではなく「悪を超えていける世界」
こっちの方が、「豊か」で「自然体」ではありませんかね?
結論!
そのためには
「A:とざす」も「W:ひらく」も
どちらも必要なのです
「A:とざす」がダメなのではなく、
「Aをいかす!」
この世の中にある「問題」は
昔の方々から受け継いだ
大切な贈り物なのかもしれない
これが
私たちが「今」を生きる意味なのかもしれませんね
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