【1/22ミラコラ起業コース共通カリキュラムvol.7】
【1/22ミラコラ起業コース共通カリキュラムvol.7】
今回は2017年一発目のミラコラ起業コースの共通カリキュラムです!!
今回のゲスト講師は、「“ものづくり”を通してお母さんを喜ばせるプロジェクト」のスポンサー企業である
スリーナイン島野株式会社の「島野代表」です!
まずは、毎回恒例の1ヶ月のミラコラ日誌の報告です。
各自が1ヶ月前に掲げた目標に対してどうだったか、気づいた社会のことや
行動や言葉に対する受け取り直しを深〜〜くしていきます。
前回の自分と比べて、どうだったか・・・?
新しく挑戦できていたことは何か・・・?
本当に自分と向き合えているか?
楽しくできていたか?
よかったこと、悔しかったこと、学んだこと・・・。
たくさんの「心の声」が部屋に木霊していきます。
みんながみんな、厳しい自己採点。
うまくいっている人もいれば・・・そうじゃない人もいる。
けれど、同じく悩み、似たような葛藤を抱えて、少しでも前に進もうとしてる仲間がいる。
全員がミラコラ起業コースのライバルであり、応援者であり、協力者。
それぞれの頑張り・努力に賞賛を送ります。
「過ちを改めざる、是を過ちと謂う」という今回のミラコラワード。
その意味はわかっていなくても、全員は「改める」という選択を自然にしていました。
自らを成長させるために全力のキッズ達・・・。
とにかく、一つ言えるのは、この子達の学ぶ姿勢は、とても素晴らしい!!
大人も本当に見習いたい。
また来月に向かって毎日、挑戦の日々が続いていきます。
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ものづくりの会社の島野代表。
しかし、「ものづくり」というものは、
安さ・早さ・質などをお金を稼ぐために
どんどん良くしていかないといけない・・・競争ばかり。
けれど、それに「違和感」を持った自分がいたことを話してくれた島野代表。
その「違和感」を実際にみんなにも体感してもらおう!
ということで・・・「ものづくりの経営ゲーム」をすることに!
題して「ロボットメーカー体験ゲーム」です。
ストーリーは、こうです!
「・・・N市には、毎年恒例の花火大会がありました。
大盛況すぎて、ゴミを捨てていくマナーの悪い客も増えてきました。
交通状態も悪くなり、苦情が相次ぎ・・・とうとう花火大会ができなくなってしまいました。
N市の市長は
「また花火大会がやりたいなぁ・・・」と思っていました。
そんな時、花火大会をするためにロボット博士が
「そうじロボット」
「警備ロボット」
「花火打ち上げロボット」を開発しました。
手伝ってくれる工場には、お金の報酬があり支払い、
早く完成させることができればボーナスもあります。
花火大会を再び開催させて、
市長とたくさんの人に喜んでもらいましょう!!
AチームとBチームに別れたことによって、それぞれが自然と競い合い出してしまいます。
「どちらの方が、稼げるか?」
「うちの方がたくさん作った!」
・・・そんな声が聞こえてきます。
AチームもBチームも、同じものを大量生産したり、利益の大きいものを優先的に作り続けたり、
ついに最後は「そうじロボット」「警備ロボット」ばかりになってしまいました。
ゲームの最後に市長が口を開きます。
「非常に残念です!ロボットを作ってもらっていたのは、花火大会を開きたかったからですよ!」
ミラコラキッズ達の顔が、「ハッ!!!」としました(笑)
知らぬ間に忘れてしまっていた「目的」を思い出した瞬間です。
島野代表は、
「稼ぐだけがいいことだ!と思っていた・・・でも、ある時気づいたんです!何か違うって」
ものづくりの仕事してきて感じてきた「違和感」を再び話しました。
「けれど、これが現実に世界規模で起こっているんですよ。」
こども達からは、たくさんの意見がありましたが
リンタロウは
「このゲームは純粋に楽しかった!でもついつい利益を考えてしまう自分がいた。
これが、大人の社会なのか・・・と実感した!」という感想を出してくれました!
これまた・・・素晴らしい気づき!
島野代表は
「今やっていることが、正しいかどうかを知ろうとしていたら、
僕は座禅と出会って『自分と向き合う時間』ができました。
みなさんの心は『どこ』にありますか?一回、みんなも座禅をしてみましょう!」
ということで・・・
全員が「初めての座禅体験」です!!!
ただ「息をする」ことだけに集中する時間を10分間、やってみました!!
「息をするだけなのに、どうしても考えてしまう自分がいた(笑)」
という感想がほとんどでした!
ここで、島野代表からみんなにプレゼントです!
「おじさんは、ものづくりをしているから、金属印刷もできるんだよ!
金属に印刷したら100年後も残るから、『未来の手紙』を作ろうよ!」と。
それぞれが思い思いに「未来の手紙」を書き始めました。
完成はこんな感じかな?(引用:http://www.tonbo21.jp/uvprint.html)
濃密な時間をくれた島野代表、ありがとうございました!!!!
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後半は、shihoさんのmumic(ミューミック:”本来性を重視した子育て”をサポートする共育プログラム)です!!
mumicは、常に笑顔がこぼれるミラコラキッズ達が大〜好きな時間です!
ちなみに前頭葉(脳のイメージに司る部分です)が活性化すると、カラダから汗が止まらなくなります(笑)
mumicをしていくと、脳がフル回転し始めます。
架空の話をアドリブでふっても、お笑い芸人のコントのように即答できるようになっていきます!
おもしろ回答も続出して、大人もこどもも大爆笑(笑)
最後は打って変わって、shihoさんが音楽を手がけたミュージカル「ロードス島戦記」の話でした。
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敵から逃げて討たれた・・・と
噂になっていた主人公パーンの父テシウス。
国境の警備中、近くの村の村人がテシウスに救援を要請してきました。
曰く「村が襲われているので、助けて欲しい」とのこと。
しかし・・・「持ち場を離れること」=「聖騎士の掟に反する行為」でした。
けれど、テシウスは迷うことなく村人たちを救いに行きました。
テシウスの活躍のおかげで、村はなんとか救われました。
ですが・・・その戦いによってテシウスは亡き人となってしまうのです。
王も他の聖騎士も、このことを知っていましたが「聖騎士の掟」は絶対だったので、
死後の「称号」の剥奪も免れることがなかったのです。
ついには・・・「テシウスの真実」を息子に伝えることもできなかったのです。
でも実は、聖騎士の中では
テシウスの名は「聖騎士の誇り」として、ひっそりと語り継がれていたのです。
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shihoさんは、この大事なシーンの音楽をとても悩みました。
今まで生きてきた中で、最も深くて辛くて苦しいスランプだったと話すshihoさん。
赤裸々にその時の感情を伝えきり、
ようやく出来た「曲」をミラコラキッズが聞くことに。
言語を絶する、悲しく切なくも、温かく紡ぎ出す旋律に
思わず、みんなの目頭に熱いものが集まってきました。
「音楽っていいものだなぁって、改めて思えたんだよ。
ミラコラのみんな、shihoさんがつらい時に出会ってくれてありがとうね。
みんなも頑張っているから、shihoさんも頑張れました。」
shihoさん、いつも本当にありがとうございます!
今回もたくさんのことを感じさせて頂きました。
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本気の大人の発する言霊を
一日中、身体中で受けたミラコラキッズ。
頭ではなく、心で体感することを学んだ子供達。
今年度の起業コースは、あと2回!
各々がさらに加速させていく事業。
これら全てを見逃さないよう、
引き続き、全力の応援よろしくお願いいたします!
各種プロジェクトのブログ
http://miracolla.jp/projectblog/
スリーナイン島野株式会社のサイトはコチラ
ミラコラ起業コースが、なんと「Yahoo!!ニュース」に紹介されました!!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160728-00010000-alterna-soci