ワンデー授業

2020629

【ミラコラ名古屋】6月共通カリキュラム② 二宮金次郎から学ぶ「水車の生き方」

小学生である今から行うキャリア教育!
ミラコラで「現実をよく観る力」と「未来をつくる力」を育もう!

 

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ミラコラ合同「6月度 共通カリキュラム」レポート vol.2

二宮金次郎から学ぶ(後編)

〜水車の生き方〜

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先月に引き続き

「二宮金次郎から学ぶ」のコーナー!

 

今回は二宮金次郎を楽しく学びます^^

 

題して〜

 

金次郎クエストーーーーーー♫

 

 

 

 

第1問 お金に困ったお手伝いさん

 

 

時は江戸時代

飢饉(ききん)で苦しんでいた時代

母が病気でお金に苦しんでいたお手伝いさんは

金次郎に相談にいきました

金次郎はどう対応したでしょうか?

 

 

キッズたちの反応は???

 

なるほど〜

Bを選んだキッズが50%

Cを選んだキッズが50%

 

 

答えは〜

 

 

 

お金をかせげる方法をアドバイスした

 

でした!

 

金次郎は「助ける」という行為を嫌いました

 

それは本当の優しさではない

 

一時的な優しさである

 

本当に大切なのは「自立」

 

依存ではなく「自立」こそが人間の本当の幸せである

 

目先の幸せではなく

将来的な幸せを追求すること

金次郎の名言のポイントはここにあります!

 

 

第2問 荒くれ者の街「桜町」をどう立て直したのか?

 

武士である服部家を救った

農民「二宮金次郎」

 

お殿様は

金次郎に期待をかけ

さらなる活躍の場を与ようとした

 

ところが、

農民である金次郎の登用に

反対する武士も多く

ちょっとやそっとの活躍では武士たちは納得しない

 

そう思ったお殿様は

金次郎に敢えての「試練」を用意したのでした

 

その試練とは?

 

荒くれ者がのさばる

「桜町領」の立て直し

 

あまりの荒れっぷりに

武士ですらも近寄りたくないという桜町

 

ここで!

 

金次郎クエストーーーーーー♫

 

 

さてさて、キッズたちの反応はいかに?

 

Aが80%

Bが20%

 

「逃げる」という選択肢は流石になかったかな?

 

さてさて?

金次郎はどうしたのか?

 

 

まず金次郎が行ったのは

A 一人ひとりと対話をし、協力をしてもらう

これをやろうとしたんです

 

おー!

じゃあ、正解は「A」ってことかな?

 

ところが!ところがなんです

 

金次郎がどれだけ説得しても

誰も話を聞いてくれない・・・

 

それでも諦めずに

なんどもなんども住民を説得しようとする金次郎

 

8年かかってもなんの成果も得ることができませんでした。。。

 

金次郎はとうとう

逃げ出してしまったのでした

 

えーーー?

金次郎逃げたの???

 

ということは

 

C 逃げる

 

が正解ってことか?

 

逃げた金次郎は

成田山のお寺にこもり

 

21日間の断食と坐禅をし始めました

 

おーーーー

ということは

D しこたま坐禅

 

も正解ってことかーーー

 

 

坐禅をしていた金次郎は

不動明王様に心の中で相談をしました

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お不動様

なぜ村人たちは私についてきてくれないのでしょう?

あれだけ必死になって

助けてやろうとしているのに・・・

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すると

不動明王様から声が聞こえてきたのでした

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助けてやるだと?

お前はいつからそんなにえらくなったのだ?

お前のこれまでの仕事は

自分がえらくなるためのものだったのか?

貧しさに苦しむものたちが

そんなお前についてくると思うか?

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この気づきで

金次郎は目を覚ましたのでした。

 

自分はなんて傲慢(ごうまん)だったんだ・・・

知らず知らずのうちに

人々を説得しようとしていたのかもしれない

 

 

もう一度、桜町へ戻った金次郎は

それはそれは謙虚に、丁寧に、

一人ひとりと対話をし始めました。

 

金次郎の中に

「助けてやる」という言葉は無くなりました

 

一緒に、桜町を良くしていきましょう

私も頑張ります

みんなで一緒にやりましょう

 

そう!

ミラコラでも大切にしている

 

「ために」ではなく「ともに」

 

と同じですよね

 

この気づきを得た金次郎は

みるみる内に「荒くれ者」たちの心を動かし

2年で桜町の立て直しに成功しました。

 

10年間のうち、

8年は悩みに悩んだ8年間だったということになります。

 

8年間は無駄だったのか?

 

違います

 

その悩んだ8年があったからこそ

悩んで悩んで「傲慢だった自分気づいた」プロセス(物語)があったからこそ

桜町の悪人たちも

金次郎の姿に心が動いたんだと思います。

 

 

離れすぎず

浸かりすぎず

偏りすぎず

 

二宮金次郎の有名な「水車の考え方」が

物語っていますね。

 

 

 

今回の二宮金次郎からの学びは

キッズたちの人生に

大きな刺激を与えたのは間違いないでしょう

 

キッズたちの学びはこちら!

 

  

 

 

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