ワンデー授業

2019828

【ミラコラ広島】8月度共通カリキュラム ~ミラコラの意味を受け取りなおそう!~

みなさんこんにちは。大人になってずいぶん味覚が変わったものの、「玉ねぎ入りのポテトサラダ」だけはどうしても好きになれない豊永です。

8月の授業は夏休み終盤ということもあり、日焼け顔が集結しておりました。

みなさん夏休みを満喫したようで何より!

 

広島の今月のカリキュラムはこんな感じでした↓

 

~午前中~

①ミラコラって何をするところ?どんな力が身に付くの?

②1か月の振り返り

③ミラコラ日誌大賞&しあわせのタネ大賞発表

④「いやだけどありがとう」を探してみよう

 

~午後~

①志ムービー「株式会社YOLOJAPAN 加地社長」

②お仕事体感ワークショップ「日本人と外国人が仲良く暮らせる方法を考えよう」

 

今回の記事では、午前中の授業の一部分をピックアップ!

8月はミラコラ体験説明会もあるということで、改めて「ミラコラの意味や身に着けてほしい力」について考えていきました。

簡単に言うと、ミラコラとは「かっこいい大人」になるために、一緒に考えて、一緒に成長していく場所です。

しかしここであるワードに引っ掛かります。

 

「かっこいい大人ってどんな大人なの?」

 

これを考えていくために、いったん子ども達に質問してみました。「みんなは身近にいる大人たちを見て、かっこいい!早く大人になりたい!って思う?それとも、大人ってかっこ悪い。大人になんてなりたくないって思う?」

 

「志ムービー」や「事業化ミーティング」で志の高い大人をたくさん見ている子どもたちなので、大半の子は前者だったのですが、それでも2割くらいの子ども達は、大人がかっこいいとは思っていないみたいです。理由を聞いてみると、「お金に振り回されているから。」「スーツの人とすれ違う時に、大体暗い顔をしているから。」とのこと。耳が痛いですね。笑

子ども達からたくさん意見は出たのですが、ここではあえて何も答えずに、ある物語を紹介。

 

寓話「三人のレンガ積み」(子ども達に伝わりやすいように内容を一部変更しています)

ある町の建設現場に3人の男が働いていました。「何をしているの?」ときくと、それぞれこのように答えました。

Aさん:「仕事でレンガを積んでいるんだ。」

Bさん:「カネをかせいでいるんだ。」

Cさん:「この町のみんなのためになるような建物を作っているんだ。」

 

「じゃあ、この物語に登場する3人の中で一番かっこいいと思う人は誰だろう?」と問いかけると、全員がCさんと答えました。

「なんでCさんがかっこいいと思ったの?」と問うと、「自分のためだけじゃなくて、みんなのために働いているから!」「大きな目標に向かって働いているから!」と答えてくれました。確かに、ミラコラで出会う大人たちは、高い志を持って、みんなの幸せのために働いている人が多いので、かっこよく見えますよね!

しかしここで考えなければいけないことは、じゃあCさんだけが正しくて、AさんとBさんは間違っているのか?ということ。

Aさんはとても頑張り屋さんで、誰かに頼まれて一生懸命レンガを積んでいたから、あのような答えになっているのかもしれない。

Bさんにはたくさんの子どもがいて、その子たちを食べさせるためにお金を稼いでいるので、あのように答えたのかもしれない。

そう考えると、AさんもBさんも正しいですよね?

頑張る理由なんて人それぞれだし、夢や志が大きい人の方が正しいというわけでもありません。ただ、ここでみんなに理解して欲しかったのは、

「仕事=社会貢献(お役立ち)」であり、「お金を稼ぐ=ありがとうを集めること」だということ。何を軸に働いたとしても、これは絶対だと思います。それなら、より多くの人の役に立ったり、ありがとうと言われたりしたほうが嬉しいし、結果的にお金も集まるのではないでしょうか?だからこそ、ただ言われたから働くだけでなく、ただお金のためだけに働くのではなく、志を持って働くことが、かっこよく生きるためのコツではないかと思います。

私はミラコラで、

つらいこともあるけど、仕事って楽しいんだ。成長できるんだ。ってことに気づいて欲しい。仕事や人生を楽しめるコツをつかんでほしい!

と思っております。まずは自分自身が仕事を楽しんで、子ども達にいい背中をみせていきたいと思いました!

現場からは以上でーす。

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