ワンデー授業

2019731

【ミラコラ広島】7月度共通カリキュラム ~理解するってどういうこと?~

みなさんこんにちは!ミラコラ広島の豊永です。

七月の広島の午前中の授業では、「理解すること」について考えていきました。

これを考えるきっかけとなったのは、ある一人の男の子が見つけてきた「しあわせのタネ」と、

私豊永がサマーバーゲン中に買い物をしていて、たまたま見つけた「しあわせのタネ」なんです。

 

まず、男の子が見つけてきたものがコレ↓

 

スマートスピーカーの「アレクサ」ですね。名前を読んだら起動し、音声でいろいろなことが検索出来るアレです。最近ではさまざまな家電と接続して、声だけでお風呂を沸かしたり、電気を消したりできる優れものですが、彼はアレクサについて、このような視点で書いてくれていました。

 

これを見てわかるように、彼はアレクサのいい面だけでなく、問題点も挙げ、様々な視点から考えてくれていますね。

もちろんそれも素晴らしいことなのですが、特に私がいいなと思ったのが、

「この世の中には声が出せない人もいるのだから、手話で検索出来たりするともっと良くない!?」

と書いてあるところです。

 

「誰かにとって幸せなデザイン」ではなく、「みんなにとって幸せなデザイン」

 

いわゆるユニバーサルデザインの視点を、彼はアレクサを見て感じ取ったわけですね~。

素晴らしい!

 

さて、せっかくいいものを見つけてくれたので、ここからさらに深めていこうではないかということで、

ここで豊永が見つけたタネをみんなに紹介。

 

それがコレ↓

「祈禱室」と書いてある部屋。ショッピングモールのトイレの近くでみつけて、「広島にもこれがあるとは、さすがイオンモール!」と思って衝撃を受けました。まだ宗教のことを勉強していない子ども達は、なかなか答えられなかったのですが、みなさんはこれが何のために作られた部屋かわかりますか?そうです。イスラム教徒のためですね。イスラム教徒の方々は一日五回、サラートと呼ばれる礼拝をおこなわないといけません。

 

 

そのために作られた部屋ではあるのですが、広島で本当に見ないんですよね。(全国的にはどうなんだろう?)

訪日外国人は増えているにも関わらず、一部観光地を除けば、外国語表記がないところもあるし、とにかくみんなにとって優しい社会とは言い難い。そしてこれは、先ほどのアレクサの話ともつながってきます。

「人種・国籍・年齢・性別等、様々な違いがある人達全員が幸せに暮らしていける社会」

を実現していくためには、何が必要だろうか。それはおそらく、違いを違いとして受け入れ理解していくこと

違うからといって遠ざけたり、差別したりしないことですね。まさに、最近話題のダイバーシティ的な考え方です。

と言うことで、ミラコラキッズ達にも早速考えてもらいました!

質問は以下の三つ。

①相手のことを理解するために必要なことは?

②世の中にはどんな人がいるかな?

③自分の近くの人と、自分の違いを探してみよう!

 

     

 

人は、知らないことに対して恐怖を抱きます。

そして、思考が止まってしまい、固定概念にとらわれていきます。

例えば、イスラム教のことを知らない日本人が、突然お祈りを始める外国人を目撃したら、「なんでいきなり座り込んでお祈りしてるの?怖い!」と感じるはずです。そしてその人の中で、「外国人=変な人」という図式ができあがり、今後その外国人・さらにその外国人に似たタイプの人に近寄らないでおこうというバイアスが働きます。

なかなか理解できない、初めての人や場面に遭遇したとしても、そこで思考を止めず、「知ろう」「理解しよう」と動ける人になりたいですね。

現場からは以上でーす!

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