ワンデー授業

2019519

【ミラコラ名古屋】5月度共通カリキュラム① 〜 to have(所有)と to be(あり方)〜

ミラコラ名古屋の5月度共通カリキュラム

本日も

午前 :キッズアゴラ

午後① :志の授業

午後②:仕事体感ワーク

の3部構成で楽しく学びました!

 

今日はですね!

社会人向けによく使うコンテンツ

「不動産会社経営ゲーム」

を小学生向けに試してみました〜

 

ゲームの内容は詳しくはお伝えできませんが、

社会人向けの場合は、

毎回それはそれは深い学びになります^^

↓         ↓         ↓
奪い合えば足らず。与え合えば余る。〜社員研修の様子から社会の縮図をみた〜

 

小学生の場合はどうなるのだろうか?

 

大人の場合は、実はなかなか土地交換が進まない。

なぜかというと・・・

「警戒心」「自己防衛」「勝利へのこだわり」

の影響だと思います。

 

ところが、

ミラコラキッズたちの結果は!

「ほー!大人よりもスムーズに交換が進む!!!」

という結果に!

 

考えすぎない

ことが良い方向に向かったのかもしれません。

 

さあ!

ミラコラの真髄はここからです!

楽しかったでは終わりませんよ(^ ^)

 

今回のテーマは

 

to have(所有)と to be(在り方)

 

ゲームをやる前に行った

荒木セレクションからの問いも

良い布石となりました!

お店が小さいのは恥なのか?

お店が大きければスゴイのか?

 

 

今回の不動産会社経営ゲームは

この問いに対して

深く考える機会、そして、

実体感として感じる機会になったのではないでしょうか?

 

第1ラウンドは

それぞれのチームがそれなりに土地を広げ、まずまずの利益を得ました。

ミラコラハウスの中で、

社長〜!契約書にサインー!

◯億円ゲット〜!

という掛け声があふれてます(笑)

大人むけのゲームでも、

問題なく順調に進めてますね!

しかも、大人の時より成績いいかも(笑)

 

このまま進んでも良かったのですが、

第2ラウンドにいく前に

私からキッズにある問いをたててみました!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このまま土地を広げようとするとおそらくあることが起こります。

広げようとしている土地がかぶってるから、「交換したくない」となり、頭打ちになる。

そうなると、土地の広がりも限界がくるし、利益もそこそこで終わってしまいます。

 

もっと利益があがる方法があるんだけど、誰か分かる?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ザワザワ、ザワザワ・・・

 

あるキッズが気づきました。

 

「あ!わかった!全てのチームが話し合って平等に土地を広げればいい!そうすれば、みんな利益は同じだけど、全チームが土地を最大化、利益最大化になる!」

 

おー!よく気づいたねー!

さすがです!

 

ただ、それだけで本当にいいのかな?

 

じゃ、みんな聞くよ!

 

なんのために土地を広げるの?

土地を広げて何をしたいの?

なんのために利益を出すの?

利益をだして何をしたいの?

 

無言になるキッズたち(笑)

 

テキストでも問いをたててみました。

 

このページを見てどう思う?

 

 

お金持ってても使わないと意味がない!

なんか、「所有」って独り占めのイメージがある。

「あり方」は「みんなで!」というイメージ。

使われなければ土地もかわいそう。

本を読んで知識だけ増やしても使わなければ意味がない。

 

なるほどね〜。

 

そんな時、あるキッズがこんな気づきを発表しました。

 

「あり方」だけが行き過ぎると、

責任のなすりつけ合いが起こり

無責任な人が増えるかもしれない。

 

「所有」が明確だと、

責任も明確になります。

 

さすが!

両面思考を考える習慣がついてきてるねー!

 

ミラコラアドバイザーの荒木さんは

こう落とし込んでくれました。

土地を売買すると、確かに利益が上がるが、それ自体が幸せであるとは言い切れないということです。土地があることやお金があることが幸せだと思えるとしたら、それはto haveに囚われているです。大事なのは、持っているもの自体ではなく、そのものをどう活かすかということです。

もっともto have自体を否定してしまってもダメです。ミラコラで大切にしている両面思考がここでも生きてきました。to haveにも良い面はあるし、to beが良い面ばかりではなく悪い面もありうるのではないかという問いが子どもから出ました。確かに、to haveは自分のモノという意味で責任を明確にすることができます。to beは「ともに」という点が強調されすぎると、責任逃れが生まれるかもしれません。to haveの良い面を活かすためには、所有という枠に閉じ困らないようにし続けていく必要がありますし、to beが悪くならないためには、お互いに信頼関係を育み続けることが肝要です。

 

to haveとto beを「生き方」として深める良い機会になりました。

 

キッズたちの気づきはこちら!

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