【ミラコラキャリア塾】6月ワンデー授業① 「自分だけよし」を超えて「みんなよし」の世界へ!
👍 小学生である今から行うキャリア教育!
ミラコラで「現実をよく観る力」と「未来をつくる力」を育もう!
〜「ウチの子」が未来社会の宝になる〜
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ミラコラキャリア塾「6月度 ワンデー授業」レポート vol.1
「自分だけよし」を超えて
「みんなよし」の世界へ!
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みんなの幸せが私の幸せ
この言葉は
ミラコラが一番大切にしているキーワードです
今回は、この言葉を頭で理解するだけでなく
ゲーム感覚で感じましょう!というテーマです
みなさんは
囚人のジレンマ
という言葉を聞いたことありますでしょうか?
お互い協力する方が協力しないよりもよい結果になることが分かっていても、
協力しない者が利益を得る状況では互いに協力しなくなる、
というジレンマのことでして、
ゲーム理論とも言われています。
今回はそれを体験するゲームを
キッズたちとやってみました
まあ、ゲームだから^^
ということで
いい感じに「自分だけの利益」を優先しようとするキッズたち(笑)
そんな中、
「みんなの利益」を考えて
コツコツ、コツコツと行動を起こすキッズも数名いたり
多くのキッズたちが途中で気づきます
「あ、これって、みんなの利益を考えて
コツコツ協力する行動を起こしていけば
自分も儲かるし、みんなが儲かるよな」
でも、気づいた時にはすでに遅し
社会自体が「奪い合わないと生き残れない」状態になっていたのでした。。。
誰もが頭では理解しているんです。
でも、ついつい、
自分が損をするんじゃないか?
と不安がよぎった瞬間に
自分を守るために「自分の利益」を考え出す
誰にもも悪気はない
でも・・・
「小さな自分だけ良し」の行動の積み重ねが
誰かが困ってしまう社会を作り出してしまう
奪い合えば足らず
与え合えば余る
「A:自分だけよし」と「W:みんなよし」ってのがありまして
これ地獄の絵と言われているんだけど、どう思う?
で、こっちは天国の絵と言われているんだけど、どう思う?
「いただきます!」と手を合わせてますね〜
これは「A:自分だけよし」?「W:みんなよし」
キッズたち:「W:みんなよし〜!」
なるほど〜
でも、もしこれがご飯を食べたあとだったら・・・?
キッズたち:「えーーー!?それはダメでしょ!Aだ!食べ物を閉ざしている!」
じゃ、このイラストどう思う?
キッズたち:「全部買い占めてるから、A:自分だけよし」
なるほど!
ではもしこの人が、
災害で困っている人のために商品を買っていたとしたら?
キッズたち:「うーん、W:みんなよしなのかなあ???」
キッズたち:「いや、Wではないでしょ。少しは残そうよ」
この写真、何してるかわかる?
これ、農薬をまいているんだよ
キッズたち:「これは、閉ざしてるっしょ!」
キッズたち:「虫とか殺しているからダメ」
キッズたち:「あと、農薬まみれのお米は食べたくない」
でも、農薬使わないと、
お米の大量生産ができないから
世界中の人にお米が行き渡らなくなって
飢えて死んじゃう人たくさん出るかもよ?
もしくはお米の値段がものすごく高くなるかもよ?
キッズたち:「うーん、それはムズいなあ・・・」
キッズたち:「この人も世の中の人の幸せを考えて、仕方なく農薬まいてるのかもしれないね」
じゃ、農薬まくのは仕方ないってことかな?
キッズたち:「いやー、でも、できれば農薬使いたくないよね・・・」
キッズたちとの対話は進んでいきます
一部のシーンだけ切り取って
「A:自分だけよし」「W:みんなよし」とか
「善」か?「悪」か?
なんて、決めることなんてできないってことなのかなあ
「Aか?」「Wか?」は
見方によってどちらもあるってことじゃない?
まさに「両面思考」だね!
答えはないんだよ
だからこそ、自分の中には
「Aの自分」も「Wの自分」も両方いるんだよ
ってことを認めて
どうしたらみんなが良くなるかを考え続けること!
自分が良かれと思ってやっていることは
もしかすると「A:自分だけよし」かもしれない・・・
と、自分に問いを立てて「A」に気づき
それを超えて、どうしたら「W:みんなよし」になれるのか?
を考え続けること
ここが一番大切なのかもしれません。
奪い合えば足らず
与え合えば余る
そんなの理想論だよ!キレイごとだよ!
確かにそうかもしれません。
でも、本当にそうなのかな?
その理想論やキレイごとをどこまでも追求していきたい!
それが私たちが目指す姿だったりしています。
ということで
今回も、めちゃめちゃ深い内容になりました!
午後のパートに続きます!