【夢の家】働くってステキ 〜大人も、もう一度“受け取り直す”夜〜

第11回
夢の家お仕事体験フェスティバル
夢の家お仕事体験フェスティバルが終わったあと、
今年も協賛企業の皆さんと一緒に、ささやかな「打ち上げの場」を持ちました。

反省会ではありません。
成果発表会でもありません。
この時間のテーマは、ただひとつ。
「受け取り直し」です。

当日のフェスティバルでは、
どの企業さんも、自分たちのブースで手いっぱいになります。
「他のブースで、どんな体験が行われていたのか」
「子どもたちは、どんな表情をしていたのか」
実は、ほとんど知らないまま終わっている。
そんな声が、毎年のように聞こえてきます。
だからこそ、この打ち上げでは、
完成したばかりのダイジェスト映像と写真スライドを見ながら、
それぞれの体験を“あとから一緒に味わう”時間として始まりました。

画面に映し出されるのは、
家の設計、電気工事、左官、収納棚づくり、
ファッションデザイン、アロマセラピスト、靴磨き、
お金の使い方を考える紙芝居、
野菜のタネ取り、介護や医療、記者体験、XR体験、ダンス……。
そこに共通していたのは、
「教える」「やらせる」ではなく、
一緒にやってみるという姿でした。


あるブースでは、
子どもたちが「簡単じゃない」「思ったより大変だ」と、
仕事のリアルを自分の言葉で受け取っていました。
あるブースでは、
寄付という言葉を初めて知った子が、
自分のお金の半分を「誰かのために使っていいよ」と差し出していました。
あるブースでは、
親子が並んで、お金の使い道について自然に会話をしていました。
どれも、予定されていた“成果”ではありません。
でも確かに、その場で生まれていた出来事でした。
各社から語られたのは、
「うまくいった話」よりも、
迷ったこと、試行錯誤したこと、気づかされたことでした。
・去年と同じではつまらないから、今年は何をつくろうか
・重すぎて持って帰れないとわかり、試作をやり直したこと
・子どもの素直さに、自分の昔を思い出したこと
・裏方の仕事でも、誰かの心に残ると知ったこと
打ち上げの場で特に印象に残ったエピソードを、いくつか紹介します。
アドミニさんの網戸の張り替え体験では、
大人でも意外と手こずる作業を、子どもたちが一度教わっただけでスッと覚えていく場面がありました。
「この集中力、僕も見習わなあかんな」
そう話す社員さんの言葉に、
教える側が、子どもから学ばされていることを感じました。
そして、網戸張り替えを毎年続けている理由も印象的でした。
以前参加した子が家で実践し、おばあちゃんがとても喜んだ――
そんな“体験のその後”が届いたことで、
「これは一回きりにせず、続けていこう」と思えたそうです。
アロマティークさんは、こんな場面を嬉しそうに話してくれました。
4人家族が来てくれたときのこと。
ふだん家では、あまり“される側”にならないタイプのお父さんが、
子どもたちにハンドマッサージをする流れになったそうです。
最初は少し照れくさそうで、戸惑いも見せながら。
でも手つきは意外なくらい力強く、
「痛い、痛い!」と声が上がると、
お父さんは
「どれくらいの力がいい?」
と聞きながら、子どもの反応を確かめていきました。
すると、
「お父さん、すごい!めっちゃいい!」
と子どもたちの声が弾み、
お父さんの表情も、だんだんとほころんでいったそうです。
帰り際、その子が
「いつもはしてくれないお父さんが、今日は僕にしてくれた」
と嬉しそうに話していたのが、今でも忘れられないと、
アロマティークさんは語ってくれました。
打ち上げの最後に共有されたのは、
保護者アンケートや、児童養護施設の子どもたちの声でした。
「一年で一番楽しみにしているイベントです」
「別の行事があっても、夢の家を選びました」
それを聞いたとき、
会場にいた大人たちの表情が、少しだけ変わったように感じました。
このフェスティバルで大切にしているのは、
子どもだけが学ぶ場ではありません。
子どもと一緒に、
大人もまた
「働くって、ステキだな」
と、心から思い直せること。
夢の家フェスティバルでは、
この4つの言葉を「理念」として、掲げています。
- 愛されること
- 褒められること
- 役に立つこと
- 必要とされること
フェスティバル当日、
子どもたちはそれを、体験として受け取っています。
そして実は、
出展してくださった企業の皆さん自身も、
同じものを、子どもたちから受け取っている。

そのことを、
この打ち上げの夜が、静かに教えてくれました。
また来年、
子どもたちと一緒に、
そして大人同士も一緒に。
「働くってステキ」を、
何度でも受け取り直せる場をつくっていけたらと思います。
そしてこの夜の会場を支えてくださったのが、
自然をテーマにしたお店「カンナチュール」を運営する橋爪社長でした。

有機や自然栽培の食材を、生産者とつながりながら届けること。
体にも地球にも負担をかけない「食」を、将来世代につなぐこと。
「地球を元気にすることが、次の世代と事業を続ける前提になる」
その言葉は、このフェスティバルが大切にしてきた価値観とも、 静かに重なっていました。
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