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2025118

【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.238】子どもの “原体験” が、人生の軸をつくる

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【家庭で実践!ミラコラ的キャリア教育のススメ vol.238

   子どもの “原体験” が、人生の軸をつくる

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みなさん、こんにちは

ミラコラ山田です

 

前回のブログでは、私自身のキャリアを整理していく中で、

「自分の生き方の軸は、子どもの頃の原体験にあった」という話をしました。

 

今回はその続き。

「そもそも“原体験”とは何か?」

「なぜそれが、人生の土台になるのか?」

というテーマを深めていきたいと思います。

 

 

 

“原体験” とは、心が震えた瞬間のこと

 

「原体験」という言葉を聞くと、

「特別な体験」「貴重な成功体験」

などを思い浮かべる人も多いかもしれません。

 

でも、ミラコラで大切にしている“原体験”は、

もっとシンプルで、もっと“心の内側”の話です。

 

🌾 「心が動いた瞬間」

🌾 「涙が出そうになった出来事」

🌾 「なんでだろう?」とモヤモヤした出来事

 

それら全部が、原体験。

 

たとえば、

・道端でケガをした鳥を見たときの「かわいそう」という気持ち

・友達が自分を助けてくれた時の「うれしい」という気持ち

・先生に叱られた時の「悔しい」という気持ち

 

この「感じた」という出来事こそが、心の根っこを育てていきます。

 

 

 

原体験が “生き方” を方向づける理由

 

なぜ、原体験がその人の生き方や志につながるのか?

 

それは、感情が伴った経験ほど、記憶に深く刻まれるからです。

 

脳科学的にも、「感情」と「記憶」は密接に結びついており、

“心が動く経験”は、その後の行動や価値観の判断基準になっていくと言われています。

 

私たちは、

「知識」で行動するのではなく、

「感じたこと」で人生を選んでいるのかもしれません。

 

だからこそ、

心が動いた経験=原体験が、

その人の人生を方向づける“ 軸 ”になるのです。

 

 

 

原体験を育む関わり方と、“出会い”の力

 

 

とはいえ、原体験は「親が与える」では限界があります

子どもの“心が動く瞬間”は、誰にも予測できないし、

家庭だけで完結するものでもありません。

 

むしろ、家庭の外の世界、学校の外の世界、

もっというと、リアルな現実社会にこそ、

心が震える出会いがあると思っています

 

 

 

家庭では限界があるからこそ、“出会い”が必要

 

子どもが本気で何かに心を動かす瞬間って、

親の言葉や環境の中だけではなかなか起きにくいもの。

 

・価値観の違う大人との出会い

・本気で働く姿を見た体験

・社会の現場で「生きた学び」に触れる時間

 

こうした瞬間こそが、子どもの心に“リアルな感情”を残します。

 

 

 

輝いて生きる大人の姿が、最高の教育

 

子どもは、言葉ではなく「姿」から学びます。

 

誰かが真剣に働いている姿

失敗しても挑戦し続ける姿

人のために動く姿

そして、仕事に誇りを持って生きている姿

 

そうした“輝く大人”に触れた時、

子どもの中に「自分もあんなふうに生きたい」という“火”が灯るのです。

 

 

 

ミラコラキッズの“原体験”から生まれたキャリアの芽

 

原体験が、やがて“志”へと育ち、

“志”が“キャリア”として形になる

 

ミラコラで出会った子どもたちの歩みを見ていると、

そのつながりの素晴らしさを日々感じます。

 

「命が輝く世界をつくる」ための進学選択

高校3年生になったミラコラ卒業生たちは、

“なんとなく”ではなく、“目的を持って”大学を選んでいます。

・全ての命が輝く世界をつくるために「生物科学」へ

・環境問題を解決するために「素材開発の研究」へ

・人と自然の共生を目指して「環境科学」へ

 

「いじめのない社会をつくりたい」その想いを今も胸に

ある男の子は、小学5年生のときに

「いじめのない社会をつくりたい」という志を立てました。

きっかけは、身近な友達がつらい思いをしている姿を見たこと。

その時に感じた“悔しさ”と“優しさ”が、心の原体験になりました。

現在、彼女は大学3年生。

福祉大学で学びながら、ソーシャルスクールワーカーの資格取得を目指しています。

将来は、子どもたちが安心して笑顔で過ごせる「理想の学童」をつくるのが夢

小学生の時に感じた“痛みの体験”が、今の進路を照らしています。

 

「良い社会をつくるために起業する」

また別の高校3年生の女の子は、当時ミラコラで出会った

志の高い経営者たちの姿に衝撃を受けました。

「自分のためではなく、みんなの幸せのために働く」

そんな大人たちの姿が、彼女の心に火を灯しました。

「起業してみたい」と言うとき、

彼女の目は“お金”や“成功”ではなく、

“社会を良くするための手段”としての起業を語っていました。

 

 

 

だからこそ、「社会の中で育つ学び」を

 

 

家庭や学校内での対話ももちろん大切ですが、

そこに“社会とのつながり”が加わると、

学びは一気に立体的になります。

 

子どもが実際に企業の人と関わったり、

社会課題の現場に触れたり、

働く大人と一緒にプロジェクトを動かす中で、

“生きるとは何か”“働くとは何か”を体で感じ取っていく。

 

それこそが、ミラコラが大切にしている「共働の学び」のかたちです。

 

 

原体験とは、“出会い”によって生まれ、

“関わり”の中で育ち、

“感謝”として実を結ぶ。

 

子どもたちが社会と出会い、

多様な大人たちと共に“心が動く瞬間”を重ねていく。

 

それがやがて、未来を変える「志の原点」になるのだと思います。

 

 

 

 

 

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vol.236 中学生からはじまる “本気のキャリア支援”

vol.237 自分のキャリア(生き方)を整理してみませんか?

vol.238 子どもの “原体験” が、人生の軸をつくる

 

 

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